2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

論理回路(Logic Circuits)[3448]

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2単位
管村  昇 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
論理回路はディジタル回路を設計する場合の数理モデルである。ディジタル回路は、コンピュータの主要構成要素であり、コンピュータを理解するには論理回路に関する知識は不可欠である。本講義は、記載の教科書に沿って進める(各回1章を目安)が、内容や学生の理解度などを見ながら適宜変更する。演習などを交えながら講義を進めるので、教科書を使ってぜひ予習、復習をして欲しい。「コンピュータ概論」や「情報学実験」とも関係が深いので、これらの講義、実験と併せて内容の理解を深めてもらいたい。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス:情報社会におけるコンピュータの役割
2.ディジタルとは何か
3.論理ゲート
4.ブール代数
5.正論理と負論理
6.論理関数の標準形
7.カルノー図を用いた論理関数の簡単化
8.クワイン・マクラスキー法による論理関数の簡単化
9.組合せ回路の応用
10.加算器
11.フリップフロップ
12.同期式順序回路の解析
13.同期式順序回路の設計
14.総復習
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
毎回出席を取る。9/14以下は試験の成績に関わらず不合格とする。再試験、追試験は原則行わない。期末試験(100点)で成績を評価し、60点以上を合格とする。

<教科書>
三堀 邦彦他 わかりやすい論理回路 コロナ社

<参考書>
多数出版されているので、自分が十分理解できそうなものを選ぶこと

<オフィスアワー>
質問は講義時間中または講義終了後
新宿校舎 原則午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)。事前にメール等で連絡すること。

<学生へのメッセージ>
論理回路は重要な科目なので、予習、復習をきちんとして、試験ではいい結果を出してください。質問があれば講義中、講義後などいつでも聞いてください。わからないことをそのままにしないようにすれば、興味を持って学習できると思います。

 

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