2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

線形代数学(Linear Algebra)[2512]

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2単位
合志 清一 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数は情報学系科目全般を学ぶために必要な基礎知識です。画像情報や映像情報もコンピュータでは行列として処理され、画像処理を行う際には正則、逆行列、固有値等、線形代数の素養が必須となります。線形代数の知識はコンピュータグラフィックス、コンピュータプログラミング、情報理論、通信理論、電子回路網解析等広い分野でも必要です。高校では2行2列の線形代数を学びますが、これだけでは専門科目を学ぶためには不十分です。本講では専門科目を理解するために必要となる線形代数の基礎を学びます。

<授業計画及び準備学習>
1. 理解度確認試験
2. 行列
3. 行列とベクトル
4. 行列と連立1次方程式
5. 行列を用いた連立1次方程式の解法
6. 同次連立1次方程式
7. 正則と逆行列
8. 行列式
9. 行列式(演習)
10. 逆行列
11. 逆行列(演習)
12. ベクトル空間:列ベクトルと部分空間
13. ベクトル空間:部分空間
14. ベクトル空間:基底と座標
15. 期末試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験と小テストにより評価。60点以上を合格とする。

<教科書>
大学で学ぶ線形代数 澤田賢 他著 サイエンス社 ISBN4-7819-1092-0

<参考書>
必要に応じて紹介する

<オフィスアワー>
随時。事前に電話かメールで確認ください。

<学生へのメッセージ>
1年生の皆さん、線形代数はこれから学ぶ多くの講義の基礎となります。きちんと予習・復習をして理解を深めて下さい。

<備考>
受講者の理解度により内容を変更する

 

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