2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

オートマトンと形式言語(Automata and Formal Languages)[5379]

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2単位
真鍋 義文 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
プログラミング言語や自然言語処理の基本となる生成文法・形式言語・オートマトン理論に関する基礎知識を習得する。

<授業計画及び準備学習>
 1 形式言語理論とは何か、および理論的準備
   事前学習 教科書0章
 2 有限オートマトンと言語
   事前学習 教科書1.1章
 3 有限オートマトンの構築
   事前学習 教科書1.1章
 4 正規表現
   事前学習 教科書1.3章
 5 有限オートマトンの認識する言語の性質
   事前学習 教科書1.1章
 6 有限オートマトンから正規表現へ
   事前学習 教科書1.2章
 7 正規言語の性質
   事前学習 教科書1.3、1.4章
 8 形式文法とそのクラス
   事前学習 教科書2.1章
 9 導出
   事前学習 教科書2.1章
10 認識・構文解析
   事前学習 教科書2.1章
11 文脈自由文法・言語の性質
   事前学習 教科書2.1章
12 言語に対する演算
   事前学習 教科書2.3章
13 プッシュダウンオートマトン
   事前学習 教科書2.2章
14 計算量理論
   事前学習 PとNPについて
15 試験 

<成績評価方法及び水準>
講義中の小テスト、最終試験および出席により判定する。再試験・追試験などは行わない。

<教科書>
Michael Sipser著 「計算理論の基礎 原著第2版 1 オートマトンと言語」 共立出版

<参考書>
J. ホップクロフト ほか 著 「オートマトン言語理論 計算論〈1〉(第二版)」サイエンス社

<オフィスアワー>
未定。
事前にメールでアポイントメントを取ること。

<学生へのメッセージ>
難しい数学を使う訳ではありませんが、内容はやさしくありません。演習問題をこつこつ解くことでのみ、習得できる内容です。

<備考>
集合・写像・数列・グラフ理論・数学的帰納法に関する知識を必要とする。
情報数学Iおよび離散数学の単位を取得しておくこと。

 

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