2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
オートマトンと形式言語(Automata and Formal Languages)[5379]
2単位 真鍋 義文 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- プログラミング言語や自然言語処理の基本となる生成文法・形式言語・オートマトン理論に関する基礎知識を習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 形式言語理論とは何か、および理論的準備
事前学習 教科書0章 2 有限オートマトンと言語 事前学習 教科書1.1章 3 有限オートマトンの構築 事前学習 教科書1.1章 4 正規表現 事前学習 教科書1.3章 5 有限オートマトンの認識する言語の性質 事前学習 教科書1.1章 6 有限オートマトンから正規表現へ 事前学習 教科書1.2章 7 正規言語の性質 事前学習 教科書1.3、1.4章 8 形式文法とそのクラス 事前学習 教科書2.1章 9 導出 事前学習 教科書2.1章 10 認識・構文解析 事前学習 教科書2.1章 11 文脈自由文法・言語の性質 事前学習 教科書2.1章 12 言語に対する演算 事前学習 教科書2.3章 13 プッシュダウンオートマトン 事前学習 教科書2.2章 14 計算量理論 事前学習 PとNPについて 15 試験
- <成績評価方法及び水準>
- 講義中の小テスト、最終試験および出席により判定する。再試験・追試験などは行わない。
- <教科書>
- Michael Sipser著 「計算理論の基礎 原著第2版 1 オートマトンと言語」 共立出版
- <参考書>
- J. ホップクロフト ほか 著 「オートマトン言語理論 計算論〈1〉(第二版)」サイエンス社
- <オフィスアワー>
- 未定。
事前にメールでアポイントメントを取ること。
- <学生へのメッセージ>
- 難しい数学を使う訳ではありませんが、内容はやさしくありません。演習問題をこつこつ解くことでのみ、習得できる内容です。
- <備考>
- 集合・写像・数列・グラフ理論・数学的帰納法に関する知識を必要とする。
情報数学Iおよび離散数学の単位を取得しておくこと。
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