2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

知識工学(Knowledge Engineering)[1369]

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2単位
北山 大輔 助教  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現在,さまざまな場面で人工知能の技術が使われています.知識工学では,どのような考えでどのような技術が開発されたのかを学び,人間の知識をコンピュータで実現する方法を身につける事を目的とします.具体的な達成目標は,探索,論理,オントロジ,機械学習のような基礎的な技術を理解することです.

<授業計画及び準備学習>
事前に各回のタイトルになっているキーワードについてWebなどを用い予備知識を得ておくこと.


1.ガイダンス
2.問題解決
3.系統的探索法と発見的探索法
4.問題分割法とゲーム探索
5.記号論理
6.意味ネットワークとオントロジー
7.フレーム理論とオブジェクト指向
8.プロダクションシステム
9.知識の不確実性の取り扱い(ファジィ理論,ベイズ理論)
10.機械学習(教師あり学習)
11.機械学習(教師無し学習)
12.遺伝的アルゴリズム
13.エージェント
14.自然言語処理
15.総合復習と成果確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
確認課題を毎週提出してもらいます.評価は確認課題と定期試験によって行います.確認課題,定期試験ともに60%以上で合格とします.

<教科書>
毎回資料を配布し,それに従って講義を進める.

<参考書>
小林一郎「人工知能の基礎」サイエンス社

<オフィスアワー>
授業時間以外は随時.必要な場合はメールにてアポイントをとること.

<学生へのメッセージ>
この講義では,質問を積極的にする事を推奨します.疑問を感じる部分はその回の中で解決し,1つずつ知識を積み上げてください.

 

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