2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
知識工学(Knowledge Engineering)[1369]
2単位 北山 大輔 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 現在,さまざまな場面で人工知能の技術が使われています.知識工学では,どのような考えでどのような技術が開発されたのかを学び,人間の知識をコンピュータで実現する方法を身につける事を目的とします.具体的な達成目標は,探索,論理,オントロジ,機械学習のような基礎的な技術を理解することです.
- <授業計画及び準備学習>
- 事前に各回のタイトルになっているキーワードについてWebなどを用い予備知識を得ておくこと.
1.ガイダンス 2.問題解決 3.系統的探索法と発見的探索法 4.問題分割法とゲーム探索 5.記号論理 6.意味ネットワークとオントロジー 7.フレーム理論とオブジェクト指向 8.プロダクションシステム 9.知識の不確実性の取り扱い(ファジィ理論,ベイズ理論) 10.機械学習(教師あり学習) 11.機械学習(教師無し学習) 12.遺伝的アルゴリズム 13.エージェント 14.自然言語処理 15.総合復習と成果確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 確認課題を毎週提出してもらいます.評価は確認課題と定期試験によって行います.確認課題,定期試験ともに60%以上で合格とします.
- <教科書>
- 毎回資料を配布し,それに従って講義を進める.
- <参考書>
- 小林一郎「人工知能の基礎」サイエンス社
- <オフィスアワー>
- 授業時間以外は随時.必要な場合はメールにてアポイントをとること.
- <学生へのメッセージ>
- この講義では,質問を積極的にする事を推奨します.疑問を感じる部分はその回の中で解決し,1つずつ知識を積み上げてください.
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