2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[4123]

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3単位
太田 俊彦 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 前期はコンピュータ・リテラシーについて講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し、各ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具としてある程度まで使えるようになることをめざす。
 後期はプログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について例題を通して学ぶ。プログラムの処理の流れを読み取り、理解し、やさしい問題をプログラミングにより処理できるようになることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
前期
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、Windowsの基本操作、
  電子メールの利用
2. コンピュータのハードウェアとソフトウェア
3. 日本語入力の仕組みとワープロの基本操作
4. ワープロWordの各種機能と演習
5. 情報の検索と利用
6. 情報の検索と利用の演習
7. 表計算ソフトウェアの基本操作
8. 表計算ソフトウェアExcelの各種機能と演習 1
9. 表計算ソフトウェアExcelの各種機能と演習 2
10. プレゼンテーション
11. コンピュータネットワークとWebページ
12. Webページ制作の演習
13. 文書処理システムLaTeX 1
14. 文書処理システムLaTeX 2
15. 定期試験

後期
1. Excel VBAの基本操作、変数の種類
2. 四則演算と条件判断文
3. 繰り返し文による反復処理
4. Subプロシージャ
5. Functionプロシージャ
6. 配列
7. ワークシート(セル)の利用
8. 課題演習
9. 再帰呼び出しによる反復処理
9. 文字・文字コードの処理と暗号
10. 文字列の処理と再帰的関数
11. 構造体(ユーザ定義型)
12. 課題演習
13. モンテカルロ法による面積の計算
14. ソーティング(整列)
15. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験(前期・後期)と提出課題・出席により評価する。
定期試験を片方しか受験しなかった者は受験放棄とみなし、成績評価点をつけない。

<教科書>
前期:「理工系学生のためのコンピュータリテラシー」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版

<オフィスアワー>
演習開講日以外は担当者は不在である為、質問は授業の前後に受け付ける。

 

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