2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

プログラミング言語基礎論(k)[2420]

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2単位
北山 大輔 助教  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
今後プログラミング言語を学んで行く上で必要になる基礎的な知識を,ハードウェアから多種類のプログラム言語に至るまで幅広く学習することを目的とする.プログラムを組む際に必要となるフローチャートやコードの作法,開発方式やソフトウェア・システムの評価指標を学ぶ.また,学習しているC言語と他言語との差異を学ぶことでスムーズに他言語を習得できる基礎を構築する.

<授業計画及び準備学習>
以下の項目に沿って講義を進める.場合によっては順番が前後することもあるが,その場合は事前に告知する.
各単元名がそのままキーワードとなっているので,事前にWeb等で基礎知識を得て講義に望むことが望ましい.

1.ガイダンス・ハードウェアの基礎
2.プログラムの基礎
3.アルゴリズムの設計 〜フローチャート〜
4.コーディングの作法とプログラムの構造
5.プログラミング言語の種類と特徴
6.機械語・アセンブリ言語
7.手続き型言語
8.オブジェクト指向言語
9.スクリプト言語
10.インタプリタとコンパイラ
11.ソフトウェアの開発モデル
12.システムの評価・ソフトウェアの評価
13.Webプログラミング
14.プログラム・ソフトウェアの最新動向
15.学習成果の評価(学期末試験)

<成績評価方法及び水準>
2〜3週に1度課題を提示する.評価は課題と期末試験によっておこなう.課題と期末試験が共に60%以上で合格とする.

<教科書>
講義中にプリントを配布する.

<参考書>
2013年版 基本情報技術者標準教科書,大滝 みや子 (著, 編集), 坂部 和久 (著), 早川 芳彦 (著) ,オーム社
プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識,矢沢久雄 (著) ,日経ソフトウエア
[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎,谷尻 かおり (著), 谷尻 豊寿 (監修),技術評論社

<オフィスアワー>
講義時間以外は随時.メールでアポイントを取ること.

<学生へのメッセージ>
プログラミングはスキルなので,一番大事なことはとにかく触れて使うことです.しかし,周辺知識を得ることで,その習得速度や質は高くなります.演習と理論は両輪と言えます.是非ともしっかり習得し,2年次以降の講義や卒業研究で力を発揮してくれることを望みます.

<備考>
「プログラム言語総論」の再履修者は,本科目に読み替え履修が可能である.

 

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