2013年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
情報数学演習II(Exercises in Information Mathematics II)[2340]
1単位 馬場 則男 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- コンピュータ科学を含む理工学系の基礎として、ここでは解析に用いる数学について、それを使いこなせるようにすることに重点を置いて講義を行う。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ベクトルの演算、スカラー積(内積)
2.ベクトル積(外積) 3.微分の定義と様々なタイプの微分の求め方(逆関数、合成関数、他) 4.媒介変数による関数表現と微分、その他応用、 5.関数の増減、極大・極小、変曲点等、 6.テイラー展開、ニュートン法、 7.不定積分、定積分の定義と基本公式の求め方(置換積分、部分積分法、他) 8.前半の応用問題 (注:受講生の履修状況によっては、行列等の項目と一部差し替えることがある) 9.定積分の応用、面積(表面積含む)、体積、長さ、重心、その他 10.極座標と積分、二重積分、 11.微分方程式のイントロダクション、変数分離形、 12.定数変化法、線形微分方程式、 12.2変数関数と全微分、偏微分、 13.完全微分方程式 14.ベクトル空間の演算 15.学習成果の確認(試験) (注:受講生の履修状況によっては、微分方程式関連を一部他と替えることがある)
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として学習成果の試験の評価により60点以上の者に単位を認める。ただし、60点に満たない者であっても、課題等の解答内容が十分であると認められた場合には合格とすることもある。
- <教科書>
- 「応用から学ぶ理工学のための基礎数学」久保健・打波守 共著(培風館)
- <オフィスアワー>
- 木曜日、17:00〜18:00、これ以外でもその都度個別にメールで約束の上、対応可とする。
E−mail:baban@cc.kogakuin.ac.jp
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