2013年度工学院大学 建築学部
○環境工学II(Environmental Engineering II)[5270]
2単位 宇田川 光弘 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 環境工学IIでは、建築設計および設備設計に必要な熱環境、空気環境に関する基礎的内容について講義を行う。授業計画に示した各項目についての用語、基本的な性質について理解することを目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 建築と環境 建築環境設計と環境工学の役割、環境とかたち
準備学習:教科書の1章を予習しておくこと 2 室内環境基準 室内環境要素、温熱環境、空気環境 準備学習:教科書の4章、5章を予習しておくこと 3 建築と気候 気候と気象、気象要素、気候図 準備学習:教科書の2章を予習しておくこと 4 日照と日射(1) 太陽と日照・日射、太陽位置 準備学習:教科書の3章3.1,3.2を予習しておくこと 5 日照と日射(2) 日照計画と日影線図 準備学習:教科書の3章3.3を予習しておくこと 6 日照と日射(3) 晴天日の日射量、方位別日射量、日照調整 準備学習:教科書の3章3.4、8章8.5を予習しておくこと 7 建築の伝熱(1) 伝熱の基礎、熱伝導、対流熱伝達 準備学習:教科書の7章を予習しておくこと 8 建築の伝熱(2) 放射熱伝達、表面における熱伝達、熱貫流 準備学習:教科書の8章8.1、8.2を予習しておくこと 9 建築の伝熱(3) 壁の熱貫流、表面温度 準備学習:教科書の8章8.3を予習しておくこと 10 湿気と結露(1) 湿り空気、温度と湿度、湿度の調整 準備学習:教科書の11章を予習しておくこと 11 湿気と結露(2) 結露とその防止、表面結露、内部結露 準備学習:教科書の13章を予習しておくこと 12 換気と通風(1) 換気・通風・すきま風、必要換気量 準備学習:教科書の5章、14章14.1を予習しておくこと 13 換気と通風(2) 自然換気の理論、風力換気、温度差換気、、換気計画 準備学習:教科書の14章14.2、15章15.1,15.2を予習しておくこと 14 環境工学と環境計画 授業のまとめ、快適環境と省エネルギー建築 準備学習:前回までの学習内容を復習しておく 15 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 最終回に行う試験の結果および授業中に出題する演習問題の結果から成績評価を行う。最終回の試験結果を60%、演習問題の結果を40%として評価する。
- <教科書>
- 「シリーズ建築工学5 環境工学 −熱環境と空気環境−」宇田川、秋元、近藤、長井(朝倉書店)
- <参考書>
- 最新建築環境工学(改訂3版)、田中、武田、岩田、土屋、寺尾共著(井上書院)
- <オフィスアワー>
- 金曜日 12:30〜13:00
e-mail: udagawa@cc.kogakuin.ac.jp
- <参考ホームページアドレス>
- http://ees.arch.kogakuin.ac.jp
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