2013年度工学院大学 建築学部

Basic Writing Skills I[4269]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
菅野 智城 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を書く活動に重点をおき、トピックセンテンス・その内容を指示する文・結論づける文、などから構成されるパラグラフ・レベルの英語が書けるようになることを目指す。また、モデルとなる文章を読むことや、自身および他者の書いた英語をチェックする過程を経て、基礎から応用まで幅広く英語の文法・語彙・語法などを習得することも望まれる。

<授業計画及び準備学習>
前期は、パラグラフライティングに重点を置き、比較的短めの英文を、論理的に順序立てて書くトレーニングを行う。テキストは1回の授業で1章の進度とし、それぞれのトピックに焦点を当てながら進めていく。ライティングの題材は、主として身近なものを中心に扱う。また必要に応じて別途プリントを使用する場合もある。

第1回 Introduction
    準備学習:特になし
第2回 Chapter 1: パラグラフとは
    準備学習:Chapter 1のリーディング部分の確認
第3回 Chapter 2: 列挙
    準備学習:Chapter 1の復習、Chapter2のリーディング部分の確認
第4回 Chapter 3: 例示
    準備学習:Chapter 2の復習、Chapter3のリーディング部分の確認
第5回 Chapter 4: 原因・結果
    準備学習:Chapter 3の復習、Chapter4のリーディング部分の確認
第6回 Chapter 5: 結果・原因
    準備学習:Chapter 4の復習、Chapter5のリーディング部分の確認
第7回 Chapter 1-5のまとめ,その他記事
    準備学習:Chapter 1-5の復習
第8回 学習成果の確認(試験)
    準備学習:前回までの総復習
第9回 Chapter 6: 比較
    準備学習:Chapter6のリーディング部分の確認
第10回 Chapter 7: 対照
    準備学習:Chapter 6の復習、Chapter7のリーディング部分の確認
第11回 Chapter 8: 分類
    準備学習:Chapter 7の復習、Chapter8のリーディング部分の確認
第12回 Chapter 9: 分析
    準備学習:Chapter 8の復習、Chapter9のリーディング部分の確認
第13回 Chapter 10: 定義
    準備学習:Chapter 9の復習、Chapter10のリーディング部分の確認
第14回 Chapter 6-10のまとめ,その他記事
    準備学習:前回の内容の復習
第15回 学習成果の確認(試験)
    準備学習:前回までの総復習
*進度状況により、扱う内容に変更が生じる場合もある

<成績評価方法及び水準>
平常点(授業内の発表、小テスト)を40%、2回の定期テスト(中間試験、期末試験)を60%として総合的に評価し、60点以上の者を合格とする。なお、欠席回数が総授業回数の3分の1に達した場合、単位取得の資格を失う。授業開始のチャイムから30分以降の遅刻は欠席となる。また遅刻の回数が3回に達するごとに1回の欠席とする。

<教科書>
『大学生の英語ライティング ― センテンスからパラグラフへ』(Writing Techniques for College Students),山村三郎,兼頭満里子,小島章子著(金星堂,2007)

<参考書>
ロイヤル英文法(旺文社)

<オフィスアワー>
木曜日12:30-13:00

<学生へのメッセージ>
まとまった内容の英文を書くには、トピックのアイディア、ロジック、文体など、様々な点で労力を必要とします。しかし、それらの訓練を積むことにより、日本語と英語の論理の違いが見えてくるはずです。辞書がないと授業中苦労しますので、授業には必ず辞書(紙の辞書でも電子辞書でも)を持参してください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.