2013年度工学院大学 建築学部

物理学概論B(K)[3462]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
進藤 哲央 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
物理学概論Aで学んだ内容を基盤として,熱力学,電磁気学,現代物理等の分野から,いくつかの建築と関連しそうな話題を選んで講義を行う.
各話題の中には,分野横断的なものも含まれているが,各分野の到達目標を以下に大雑把にかかげておく.
到達目標
熱力学
1. エネルギーについての理解を深める
2. 物質の状態の変化について学ぶ
3. 温度とは何かを様々な角度から理解する

電磁気学
1. 電気や磁気に関する現象と,それを支配する法則を学ぶ
2. 簡単な電気回路について理解する
3. 光について理解する


現代物理の世界
1. 物質の成り立ちを理解する
2. 放射線とは何かを学ぶ

<授業計画及び準備学習>
1.授業の進め方についておよび物理学概論Aの復習
物理学概論Aで学習した内容のうち,いくつかの内容(物理量と単位,運動の法則,エネルギーについて)を復習する.
準備:準備学習: 物理学概論Aでやった内容の復習をしておくこと.2回目以降の準備学習に関しては,講義の中でその適宜指示する.
2.圧力と温度
3.熱とエネルギー
4-6.物質の状態変化
7-9.電気と磁気に関する現象と基本法則
10.電気回路入門
11.光と電磁波
12.温度とは何か
13.物質の成り立ち
14.放射線について
15.学習成果の確認

<成績評価方法及び水準>
授業中の課題,小テスト,発表および期末試験の結果を合わせて総合的に評価する。100点満点で評価し,60点をもって合格とする。

<教科書>
特に指定しない.内容が広範に渡るので,それぞれの話題についての参考書書籍を授業中に適宜紹介する予定.

<オフィスアワー>
火曜日 15:00-16:30
水曜日 13:00-14:30
八王子キャンパス1号館323号室

<学生へのメッセージ>
物理学概論Aでやった力学や数学の知識を前提にします。自信のない人はしっかりと復習しておくこと。
授業中の講義内容に関する質問は大いに歓迎します。
オフィスアワーを設けているので、授業に関する質問等に利用してください。
オフィスアワー以外でも、質問がある場合には、電子メールを利用して質問してください。
受講者の層が広いため、退屈に感じたり難しく感じたりする人が出てくるかと思いますが、そういう場合は特にオフィスアワーや電子メールを利用してコンタクトをとることをおすすめします。
授業時間は限られているので,講義を聴くだけで、全てを理解することは不可能であると思っておいてください。自分で意欲をもって自習することが必要です。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.