2013年度工学院大学 建築学部

基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design,Theory of Design)[6112]

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2単位
西森 陸雄 教授  
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小林 將夫 非常勤講師
田村 芳夫 非常勤講師
小椋 祥司 非常勤講師
佐々木 將光 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
製図のための基礎技術の習得と、図面や模型を使って空間を読み解く力を身につける。空間や家具のデザインを図面という手法でどのように表現するかを体得してもらうことが目的である。具体的な達成目標は以下の通り。
(1)家具の図面を通して三面図の基本的な考え方を学ぶ
(2)インテリアの演習を通してスケール感覚を身につける。
(3)建築の基本図(平面図、断面図、立面図、配置図)が読めるようになる。
(4)建築の基本図がかけるようになる。
(5)透視図の原理を理解し、基本的な透視図がかけるようになる。
(6)図面を立体的に表現できるようになる。

<授業計画及び準備学習>
1、製図用具の説明、使い方。基本的な線の引き方等図法の基礎
  当日演習:ドローイング練習
2、椅子の三面図の製作
  当日演習:椅子の寸法を測り、正面図、側面図、上面図を書く
3、インテリアの製図1。さまざまな寸法の解説。平面図の基本解説
  当日演習:課題となるインテリアの平面図を書く。
4、短期自由課題1。内容未定
  当日演習:課題を時間内に製作。未完成のものを持ち帰って自宅
  で仕上げる。
5、建築の基本図面の書き方。課題対象となる住宅建築の紹介と解説
  講評:短期自由課題の講評。
  復習:平面図のトレース。
6、立面図、断面図の書き方。立体的表現/点景の表現。
  講評:平面図トレースの講評。
  復習:立面図、断面図のトレース(立体的表現)。
7、配置図の書き方。ランドスケープの表現。
  講評:立面図、断面図のトレース。
  復習:配置図のトレース(着彩)。
8、外観パース(透視図)の書き方1
  講評:配置図の講評。
  当日演習:簡単な2点透視図の練習。
  復習:スケッチパースの制作。
9、外観パース(透視図)の書き方2
  表現の解説/アクソノメトリック図の解説
  復習:着彩パースの制作。
10、内観パース(透視図)の書き方。
  講評:外観パースの講評
  当日演習:簡単な1点透視図の練習。
  復習:内観パース(透視図)制作。
11、建築外観模型制作の解説。模型の作り方の基本解説。
  講評:内観パースの講評
  当日演習:立方体の制作練習。
  復習:建築模型の制作。(2週間課題)
12、短期自由課題2の出題
  当日演習:写真から空間を想像する。  
13、ショードローイングの解説。プレゼンテーションテクニックの
  解説。
  講評:模型製作の講評
  復習:総合プレゼンテーションの制作。
14、講評:総合プレゼンテーションの制作。
15、予備日

<成績評価方法及び水準>
提出物には全て採点を行い、その平均点と授業の出席により総合的に評価する。
採点基準は以下の通り
A+/A/A-/B+/B/B−/C/C−/D
採点には、低い評価の2提出物は評価に加えない。
当日演習以外の宿題の提出は、提出日の午前9時から9時10分までの間とする。
これを過ぎると期限外提出となって減点となる。

<教科書>
「やさしく学ぶ建築製図」平・立・断からパース、プレゼン図面まで
松下希和/長沖充/照内創 共著
株式会社エクスナレッジ

<参考書>
「新・建築プレゼンテーションテクニック」
西森陸雄 著
グラフィック社

<オフィスアワー>
土曜日12:30〜13:30

 

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