2013年度工学院大学 建築学部
△人文・社会科学の基礎A(K)[4118]
2単位 榎本 淳一 教授 [ 教員業績 JP EN ] 林 真理 教授 [ 教員業績 JP EN ] 石川 敬史 非常勤講師 吉田 司雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 人文・社会科学分野の基礎的な知識や考え方を見につけることがねらいである。特に前期の「A」では、柔軟な考え方と論理的な思考方法を養うと共に、高校の国語および社会からの接続を意図し、とりわけ「書く力」の練成をはかる。こういった学習のために必要とされるスキルやマナーを習得することも達成目標の一部となる。なお、書くことが中心の演習形式に近い授業なので、履修者数を制限することがある。また、以下の授業計画も履修者の状況等によって変更がありうる。
- <授業計画及び準備学習>
1.(4月11日) 授業概要説明と国語力習熟度テスト(榎本、吉田) 準備学習:この科目のシラバスを読んでくる。 2. (4月18日)「書く力」の基礎:自分を表現する(吉田) 準備学習: 大学生に必要な日本語力とは何か、文章力向上のための自分なりの学習法を考えておく。 3. (4月25日)「書く力」の基礎:自分の表現を点検する(吉田) 準備学習:前回の授業をしっかり復習しておく。 4. (5月2日)発想と表現:八王子にテーマパークを!(吉田) 準備学習:もし自分の地元にテーマパークや公共施設を作るとしたら、どんなものがいいか考えておく。 5. (5月9日)今和次郎「考現学」に学ぶ(石川) 準備学習:インターネットで「○○考現学」を検索(例:マスコミ考現学)、どのような言葉が流布されているか調べておく。 6. (5月16日)説得力ある文章とは?(吉田) 準備学習:ここまでの授業をしっかり復習しておく 7. (5月23日)(榎本)建築と歴史学(1) 準備学習:高校の教科書や建築史の本などで、法隆寺について確認しておくこと。 8.(5月30日)(榎本)建築と歴史学(2) 準備学習:前回の授業のノートを整理し、復習しておくこと。 9.(6月6日)(榎本)建築と歴史学(3) 準備学習:前回・前々回の授業のノートを整理し、復習をしておくこと。 10.(6月13日)意見と根拠(林) 準備学習:ここまでの授業をしっかり復習しておく。 11.(6月20日)意見の分かれる問題を考える(林) 準備学習:前回の授業をしっかり復習しておく。 12.(6月27日)意見の分かれる問題を「論じる」(林) 準備学習:前回の授業をしっかり復習しておく。 13.(7月4日)レポートの講評と最終課題の説明(榎本、林、吉田) 準備学習:これまでに提出したレポートのコピーを読み返しておく。 14.(7月11日)最終レポート執筆(榎本、林、吉田) 準備学習:前回の授業で出された宿題(作文)をやっておく。 15.(7月25日)学習成果の確認(榎本、林、吉田)
- <成績評価方法及び水準>
- 各教員がレポート課題や平常点に基づいて算出した点数合計に、最終課題の点数を加えて、合計100点満点で評価をする。各教員が必須課題として課したレポートをすべて提出していることが、単位修得の必要条件である。
- <教科書>
- なし。ただし、初回授業時に指定するレポート用のB5サイズの400字詰め原稿用紙(生協にて販売)を各自必ず購入すること。
- <参考書>
- 授業の中でその都度指示する。
- <オフィスアワー>
- 授業後に教室で対応する。各教員のオフィスアワーについては、人文社会系教室/総合文化科目のサイトを参照のこと。
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwf1018/
- <学生へのメッセージ>
- どんな建築も、人間が使用するものであること、社会とともにあるということは間違いありません。だからこそ、建築を学ぶためには、人間および社会に対する深い理解が求められます。そのための足場作りをぜひ大学時代に行って下さい。
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