2013年度工学院大学 建築学部

線形代数学I(Linear Algebra I)[3216]

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2単位
北原 清志 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 線形代数は微積分と共に数学及び工学全般の基礎である。線形代数学I は行列,行列式,連立1次方程式を中心にすえて,比較的計算に重点を置いた部分を学習する。
具体的な到達目標(1)行列の積が正しく計算できる(2)行列の基本変形を正しく行うことが出来る(3)行列式の変形および計算が正しくできる(4)一般の連立一次方程式を解くことができる.

<授業計画及び準備学習>
1. 行列と数ベクトル
2. 行列とその演算
3. 行列の演算法則
4. 正則行列
5. 行列と連立1次方程式
6. 行基本変形と階段行列
7. 逆行列の求め方
8. 連立1次方程式の解法
9. 行列の階数
10. 順列
11. 行列式とは何か,その役割
12. 行列式とその性質
13. 余因子行列とその応用
14. 逆行列とクラメールの公式
準備学習:以上14回については教科書の該当部分の解説を読んでおくこと.特にノートの解説をよく復習し,問題を解くこと
15. 学習成果の確認(試験)
準備学習:前回までの総復習を行うこと

<成績評価方法及び水準>
最終回に行う試験を100点満点で評価し60点以上を合格とする.試験の得点が50点以上の場合は授業中に行う演習の達成度を加味して評価することがある.

<教科書>
「理工系の入門線形代数」 硲野敏博・原祐子・山辺元雄 共著 学術図書出版社

<参考書>
「新訂 線形代数」 高遠・斎藤 ほか(大日本図書)
「初歩から学べる線形代数」 佐藤恒雄・野澤宗平 共著(培風館) 

<オフィスアワー>
水曜日 12:30〜13:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。

<学生へのメッセージ>
 線形代数は抽象的な部分が多いので,始めは戸惑うかもしれないが,じっくり学習すれば大変わかりやすいことに気が付く。十分に復習することが大切である。

 

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