2013年度工学院大学 建築学部

基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design,Theory of Design)[1123]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
中島 智章 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
川向 政博 非常勤講師
小川 真樹 非常勤講師
冨永 祥子 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
平井  充 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 建築空間を表現・伝達する様々な基礎的手法を学ぶ。とくに空間を効果的に表現するショー・ドローイングはこの講義の主たる目的である。具体的な達成目標は以下の通り。

(1)建築図面(平面図、立面図、断面図など)が読めるようになる。
(2)建築図面を表現するための、生きた線が描けるようになる。
(3)建築図面の基礎的描き方を学ぶ。
(4)建築模型の作り方を学ぶ。
(5)透視図の描き方を学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
第1回 教師紹介、授業方針、規約、配付資料
    製図用具とその使い方の説明、線の引き方
第2回 建築図面、平面図の概説
第3回 断面図、立面図の表現
第4回 模型の作り方
第5回  模型による即日設計
第6回  断面図の作成法、アクソメとアイソメ
第7回  図面記号の解説、配置図の表現、添景
第8回  一点透視図法の解説
第9回  着彩の技法
第10回 二点透視図法の解説、プレゼンテイション図面の解説
第11回 建築設計Iに向けての解説・演習
第12回 総評1
第13回 総評2
第14回 総評3
第15回 成績評価

最終案は『2013年度建築設計課題及び案内』の該当ページに提示されるので、そちらを参照すべし。

<成績評価方法及び水準>
* 全課題(課題は毎週あり)の平均点に副課題の評価を加味した得点が60点以上の者に単位を認定する。なお、全課題を提出しなければならず、1課題でも未提出の場合は試験放棄と同様となり単位取得ができなくなる。
* ビハインド提出(課題提出時間に少しでも遅れてしまった提出)の場合は、評価点数が半分となる。目安としては3回を超えてビハインド提出すると単位取得は不可能に近くなるので注意すること。
* 課題提出日から2週間を超えた場合は提出すら認められない。つまり、この時点で単位取得は不可能となるので注意すること。なお、この場合の2週間とは、間の週が祝日などで休講だったか否かに関わらない。2週間目が休講日だった場合はその翌授業日をビハインド提出の期限とする。
* 未完成の課題の提出は認められない。必ず完成させること。
* 模型課題だけはビハインド提出は認めない。ゆえに未完成でも提出日当日に必ず提出すること。

<教科書>
松下希和/長沖充/照内創 共著:『やさしく学ぶ建築製図 平・立・断からパース、プレゼン図面まで』、株式会社エクスナレッジ、2011年

<参考書>
日本建築学会編:『コンパクト建築設計資料集成』、丸善、2005年(第3版)
中山繁信:『手で練る建築デザイン』、彰国社、2006年

<オフィスアワー>
 授業の前後。

<学生へのメッセージ>
 この授業は授業時間内だけで完結するものではなく、毎回必ず自習課題を伴っているので、各自、授業時間外の自習課題のための時間をしっかり確保すること。提出日直前の病気・怪我などの不測の事態も考慮して、締切直前まで先送りせず、帰宅後すぐに課題に取りかかるようにすること。
 毎週の課題をその都度仕上げる作業には時間と根気を要するので、各自タイムマネージメントをしっかり行うこと。要求されているのはただの努力ではなく、結果(課題が期日通りに望ましい質をもって提出されること)を伴う努力であることを肝に銘じること。

<参考ホームページアドレス>
www.facebook.com/cours.nakashima.tomoaki

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.