2013年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

都市社会学(Urban Sociology)[5C78]

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2単位
藤原 法子 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
都市社会学の研究動向を踏まえながら、現在の都市の位相を移動と定住いうことに焦点をあわせて、どのように捉えられるのかということについての認識を深めていきたいと思います。社会学的な都市を捉える視点と方法についての基本的な知識の習得をめざします。

<授業計画及び準備学習>
1.イントロダクション
  準備学習:都市についての自分の関心がどこにあるかを考える
2.社会学とは
  準備学習:社会について関心があることは何か考える
3.社会学の視点
  準備学習:前回授業の復習
4.社会学の方法
  準備学習:前回授業の復習
5.都市社会学の源流としての初期シカゴ学派都市社会学
  準備学習:社会学以外の都市の研究についてまとめる
6.初期シカゴ学派都市社会学とエスニシティ研究
  準備学習:初期シカゴ学派都市社会学の特徴について理解しておく
7.新都市社会学の登場
  準備学習:初期シカゴ学派都市社会学におけるエスニシティ研究の特徴を理解しておく
8.新都市社会学とグローバリゼーション
  準備学習:新都市社会学と初期シカゴ学派社会学の違いについて理解しておく
9.グローバル化と都市
  準備学習:新都市社会学のグローバル都市論について理解しておく
10.エスニシティと都市
  準備学習:現在のグローバル化について理解しておく
11.越境移動する人々と都市施設
  準備学習:日本の都市社会学におけるエスニシティ研究について理解しておく
12.トランスナショナリズムと都市
  準備学習:日本の越境移動者の現状および都市施設の役割について理解しておく
13.場所の意味をめぐって
  準備学習:トランスナショナリズムについて理解しておく
14.都市のコミュニティをめぐって
  準備学習:場所と都市的世界の展開について理解しておく
15.学習成果の確認(試験)
  準備学習:前回までの総復習をしておく

<成績評価方法及び水準>
定期試験を約70%、授業内レポート(3回を予定)を約30%で計算し、合計点を100点満点とし、60点以上を合格とします。50点〜59点の者にはレポートの提出を認め、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とします。

<教科書>
特に使用しません。

<参考書>
授業時に適宜紹介します。

<オフィスアワー>
基本的に授業の前後に対応します。

 

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