2013年度工学院大学 第1部情報通信工学科

符号理論(Coding Theory)[4A10]

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2単位
陳 キュウ 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
ディジタル情報通信技術の進歩に対して符号化技術が重要な役割を果たしている。本講義では、符号理論の基礎と応用について概説する。ディジタル情報の伝送・記録の際に生じる誤りを検出/訂正符号技術を中心として講義する。

<授業計画及び準備学習>
1. 情報源符号化
- 符号化の基礎、符号の木、クラフトの不等式 (第1回)
- 情報源符号化の基本定理、ハフマンの符号化 (第2回)

2. 通信路符号化
- パリティチェック符号 (第3回)
- 巡回符号(1) (第4回)
- 巡回符号(2) (第5回)
- BCH符号(1) (第6回)
- BCH符号(2) (第7回)

3. 連続情報の符号化
- 量子化、圧縮・伸長、△M方式 (第8回)
- DPCM方式における予測、予測符号化方式の特性 (第9回)
- ブロック符号化方式、ベクトル量子化、フレーム間符号化方式 (第10回)
- 変換符号化方式、速度―ひずみ関数 (第11回)

4. 暗号理論
- 暗号理論、暗号理論の概要、共通鍵暗号 (第12回)
- 公開鍵暗号方式、鍵の公開と暗号化 (第13回)

復習1 (第14回)
復習2 (第15回)

<成績評価方法及び水準>
出席、レポート、試験の結果を総合的に評価する。

<教科書>
「情報理論」(第2版), 南敏著, 産業図書, 1993

<参考書>
適宜指定する

<オフィスアワー>
火曜日 16:30-18:00

 

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