2013年度工学院大学 第1部情報通信工学科

高周波工学(High Frequency Engineering)[3C11]

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2単位
板波 隆雄 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
マイクロ波工学および光工学は,幅広い分野に応用されている。両者の技術が種々の面で共通性を有するため,一体化してその基本技術を学ぶ。
(1)マイクロ波・光技術の特徴と応用分野を理解すること
(2)電磁波の放射、伝播、反射と透過,散乱と回折について理解すること
(3)導波管、光ファイバの伝送モードについて理解すること
(4)レーダーの原理を理解すること

<授業計画及び準備学習>
第1週:[ガイダンス] マイクロ波・光技術の特徴と応用分野
第2週:伝送線路(導波管および光ファイバにおける電磁波の伝搬)、ミニ演習
第3週:電磁界解析の基礎的事項,電波の伝搬、ミニ演習
第4週:電磁波の反射と透過,ミニ演習
第5週:電磁波の散乱と回折、ミニ演習
第6週:電磁波の放射、ミニ演習
第7週:方形導波管、波動方程式、モード、ミニ演習
第8週:円形導波管、ストリップ線路の伝送特性 、ミニ演習
第9週:レーダー(パルス式、ドップラ式)、ミニ演習
第10週:等価回路的手法(伝送路の方程式等)、ミニ演習
第11週:光ファイバー伝送特性(基本パラメータ,伝送損失)、ミニ演習
第12週:マイクロ波・光波帯受動回路,能動回路 、ミニ演習
第13週:無線通信・光通信システムの展望
第14週:期末試験

<成績評価方法及び水準>
原則は定期試験で評価し、60点以上の者に単位を認める.ただし、試験の点数が60点未満でも授業への参加状況を勘案する.「授業への参加状況」の判断は、受講態度、ミニ演習への取り組み、レポート提出等を総合して行う。

<教科書>
特に指定しない

<参考書>
「電波工学」上崎著(サイエンスハウス社)
「マイクロ波・光工学」宮内,赤池,石尾共著(コロナ社)

<オフィスアワー>
原則は、水曜日 14:40〜15:00 これ以外でも12階講師室に在室していれば対応可

 

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