2013年度工学院大学 第1部情報通信工学科

プログラミング論II(Programming Techniques and Algorithms II)[4170]

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2単位
山口 実靖 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
プログラミング論IIは情報システムの設計から構築までに必要なソフトウェア要素技術に関するプログラムについての講義である。プログラミング論IIとプログラミング演習IIは一体の科目で、プログラミング論IIの講義内容をプログラミング演習IIでコンピュータを用いて実践する。したがって、授業計画はプログラミング論IIと演習IIは同じで、前半は情報システムによく利用されているデーターベース、後半はシステムを設計して構築する際に必要なモジュール化とデータ構造ならびにファイルとそのアクセスとなっている。

<授業計画及び準備学習>
本講義はプログラミング論Iとプログラミング演習Iの両方を修得していることが前提となっている。また、プログラミング論IIとプログラミング演習IIを併せて受講することが強く望まれる。
準備学習:プログラミング論I、プログラミング演習Iの内容を充分に復習しておくこと

第1週 データーベース1(テーブル作成とリレーションシップ)
第2週 データーベース2(データ検索とクエリによるデータの抽出)
第3週 データーベース3(データ検索とクエリによるデータの抽出)
第4週 データーベース4(グラフと請求書の作成)
第5週 データーベース5(関数の使い方)
第6週 バイナリサーチ。シェル・ソート。
第7週 原始的な電卓。
第8週 逆ポーランド電卓。
第9週 自動と静的変数とスコープ。ヘッダファイル。ブロック構造。分割コンパイル。
第10週 記憶の確保と解放。
第11週 可変長文字列のクイックソート。
第12週 関数へのポインタにより数値と文字列のソートを選択する。
第13週 プログラム中のキーワードを構造体を用いたバイナリサーチで数える。
第14週 自己参照的構造体を用いた2分木構造による単語出現回数。
第15週 学習内容確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
後期試験で評価する。

<参考書>
プログラミング論I、プログラミング演習Iの教科書と資料を用いる。

<オフィスアワー>
講義の前後

<学生へのメッセージ>
プログラム論Iに比べると難しくなりますが決して諦めないでください。

 

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