2013年度工学院大学 第1部情報通信工学科
○回路理論演習II(Practice on Circuit Theory II)[2268]
1単位 山口 智広 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 交流回路を複素数を用いて取り扱うことを学び、それを2端子対回路、分布定数回路にも適用し、体系立てた電気回路理論を学ぶ。具体的には下記事柄の習得を目指す。
(1) 複素数の取り扱いに習熟すること。 (2) 複素数を用いて、R,L,Cで構成される回路解析ができること。 (3) 2端子対回路、分布定数回路の基礎を理解すること。
- <授業計画及び準備学習>
- 第一週 スタートアップテスト
第二週 正弦波交流電圧、電流の瞬時値表示から複素数表示への変換 第三週 複素インピーダンス 第四週 RL直列回路・RL並列回路 第五週 RC直列回路・RC並列回路 第六週 RLC回路 第七週 ベクトル軌跡 第八週 共振回路 第九週 回路網解析−1(キルヒホッフの法則) 第十週 回路網解析−2(ブリッジ回路を中心として) 第十一週 相互インダクタンス 第十二週 電力 第十三週 2端子対回路 第十四週 分布定数回路 第十五週 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として、定期試験を70点、出席点および授業中に与える課題等を30点、合計100点満点とし、60点以上の者に単位を認める。
定期試験を100点として判定することも可能。この場合、第三週講義日までに申告すること。
- <教科書>
- 「テキストブック電気回路」本田徳正(日本理工出版会)
- <参考書>
- 「電気回路教本」秋月影雄、橋本洋志(オーム社出版局)
電気学会大学講座「電気回路論 3版改訂」平山 博、大附辰夫(電気学会)
- <オフィスアワー>
- 火曜日 13:00〜17:00(八王子校舎)
- <学生へのメッセージ>
- できるだけ多くの問題をこなすことにより、理解を深めてください。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ct13354/index.html
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