2013年度工学院大学 第1部情報通信工学科

回路理論II(Circuit Theory II)[2162]

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2単位
山口 智広 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
交流回路を複素数を用いて取り扱うことを学び、それを2端子対回路、分布定数回路にも適用し、体系立てた電気回路理論を学ぶ。具体的には下記事柄の習得を目指す。
(1)複素数の取り扱いに習熟すること。
(2)複素数を用いて、R,L,Cで構成される回路解析ができること。
(3)2端子対回路、分布定数回路の基礎を理解すること。

<授業計画及び準備学習>
第一週 ガイダンス、回路理論Iの復習
第二週 正弦波交流電圧、電流の瞬時値表示から複素数表示への変換
第三週 複素インピーダンス
第四週 RL直列回路・RL並列回路
第五週 RC直列回路・RC並列回路
第六週 RLC回路
第七週 ベクトル軌跡
第八週 共振回路
第九週 回路網解析−1(キルヒホッフの法則)
第十週 回路網解析−2(ブリッジ回路を中心として)
第十一週 相互インダクタンス
第十二週 電力
第十三週 2端子対回路
第十四週 分布定数回路
第十五週 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
原則として、定期試験を70点、出席点および授業中に与える課題等を30点、合計100点満点とし、60点以上の者に単位を認める。
定期試験を100点として判定することも可能。この場合、第三週講義日までに申告すること。

<教科書>
「テキストブック電気回路」本田徳正(日本理工出版会)

<参考書>
「電気回路教本」秋月影雄、橋本洋志(オーム社出版局)
電気学会大学講座「電気回路論 3版改訂」平山 博、大附辰夫(電気学会)

<オフィスアワー>
火曜日 13:00〜17:00(八王子校舎)

<学生へのメッセージ>
この科目で学ぶ事柄は専門科目の基礎となるので、十分に内容を消化するよう努力すること。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ct13354/index.html

 

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