2013年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電気化学・燃料電池(Electrochemistry and FueL Cell)[5E10]

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2単位
佐治 哲夫 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
電気化学の分野で起こる電子移動を伴う反応を、電極電位と電解電流との関係に基づき理解する。作用電極・基準電極・補助電極の役割を解説し、電極電位の測定法を学び、電極界面での物質輸送に基づくサイクリックボルタンメトリー等の分析機器を解説する。さらに、各種一次電池・二次電池・太陽電池・燃料電池の反応機構や電子移動を理解するとともにエネルギー貯蔵・利用装置としての特徴を理解する。

<授業計画及び準備学習>
1.電気化学の歴史
2.物質のエネルギーと平衡
3.標準電極電位の意味
4.電解電流
5.物質の輸送が決める電流
6.ボルタンメトリー
7・電解液
8.化学電池に属する一次電池の反応と特徴
9.化学電池に属する二次電池の反応と特徴
10.光と電気化学
11.燃料電池の種類と特徴
13.高分子固体電解質及び高温型無機固体電解質用いる燃料電池
14.めっき・表面処理
15.学習成果の確認

<成績評価方法及び水準>
授業出席点40(演習を含む)期末レポート60

<教科書>
「電気化学」渡辺正他著(丸善)

<オフィスアワー>
前期 金曜日 16:00−18:00

<学生へのメッセージ>
授業に出席し内容を理解することが肝心
復習をすることで理解が増す

 

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