2013年度工学院大学 第1部電気システム工学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[3211]

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3単位
飛松 敬二郎 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前期はコンピュータリテラシーの講義と演習を行います。情報処理の基礎的な知識や情報倫理を理解して,ID管理された計算機システムの基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具として使えるようになることをめざします。

後期はプログラミングの講義と演習を行います。プログラミングにより実現されるコンピュータの活用方法を例題や課題で学習します。プログラムの流れを読み取り理解すること、やさしい問題解決のプログラムを作成できることを目標とします。

学習する項目
 1.教科書1:第1章 コンピュータ入門、第4章および準備学習
 2.情報倫理教材
   第1章 ネットワーク社会、第2章 ユーザ認証とアカウント、
   第3章 インターネットの基本的な注意点、第4章 セキュリティ対策、
   第5章 ネットワーク社会を取り巻く法律、修了テスト1〜5の実施

 3.教科書2:準備学習

情報倫理教材はWebブラウザで次のURLを表示します。
https://inavi.ns.kogakuin.ac.jp/coursenavig/service
自分の個人IDでログインして、最初にオンライン学習申込で講義名「情報処理概論及演習」の該当クラスを選択して学習申込をします。
その後は講義タブの「情報処理概論及演習」の「INFOSS情報倫理」の学習教材で学習します。学習が終了後、修了テスト1〜5を実施します。教員は学習記録を確認します。

具体的な達成目標
計算機利用の基礎と情報倫理の修得、プログラミングの基礎の修得

<授業計画及び準備学習>
<前期>

.ガイダンス、IDとパスワード、Windows 7の基本操作
.情報と情報量、情報の検索と利用、電子メールの操作
.Word (1) 基本事項、文字入力と変換、保存、 編集
.Word (2) 書式設定、表とセル操作、印刷
.Word (3) 描画・数式オブジェクト
.Excel (1) セル入力・移動・複写、オートフィル
.Excel (2) 数式、セル参照、グラフ作成
.Excel (3) 関数描画、Wordとの連携
.プレゼンテーションとスライドの作成
10.ウェブページ (1) HTML、タグ、要素
11.ウェブページ (2) キーワード、属性、スタイルシート
12.ウェブページ (3) WWWの仕組み、ファイル転送
13.LaTeX (1) ソースファイル、コンパイル、プレビュー
14.LaTeX (2) 文字サイズ、箇条書き、表、数式
15.学習成果の確認

準備学習(教科書1)
.第2章、.第1章 6-10頁と第3章、.第5章 5.1-5.3節、.5.6-
5.7節、.第5章 5.8節、.第6章 117-128頁、.第6章 128-133頁、
.第6章 134-136頁、.第7章 7.1-7.5節、10.第8章 8.1-8.3節、
11.第8章 8.4-8.7節、12ホームページ開設資料
13.第9節 9.1-9.6節、14. 第9章 9.7-9.10節、15. 総復習


<後期>

16.VBA環境の基本操作とプログラム記述方法
17.変数と四則演算
18.条件判断 If文、Select Case文、条件文、論理演算
19.繰り返し(1) For Next文 
20.繰り返し(2) While文、Do Loop文
21.SubプロシージャとFunctionプロシージャ
22.セルの入出力、With文、数値演算関数
23.文字列処理の関数(Chr, Asc, Len, Mid, 他)
24.配列の利用、構造型
25.再帰的呼び出し 階乗計算、迷路
26.整列のアルゴリズム
27.数値計算(1) モンテカルロ法
28.数値計算(2) 方程式を解く
29.数値計算(3) 定積分
30.学習成果の確認(後期試験)

準備学習(教科書2)
16. 第1章、17. 第2章、18. 第3章、19. 第4章、20. 第4章 Do Loop文
21. 第5章、22. 第6章、23. 第8章、24. 第9章、25. 第7章 再帰的呼出
26. 第17章、27. 第10章、28. 第11章、配布資料、29. 第12章、30. 総復習

<成績評価方法及び水準>
課題は必ず提出すること。課題を合計40点満点(情報倫理の学習成績を含む)、定期試験を合計60点満点として総合計の点数が60点以上ならば合格です。

課題に熱心に取り組み、試験が合格水準であれば単位取得できます。欠席・遅刻はしないように。

<教科書>
第1回から教科書1第16回から教科書2を必ず持参してください。

教科書1:「理工系学生のためのコンピュータリテラシー」
     工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)

教科書2:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング 第2版」
     加藤潔 著(共立出版)

<オフィスアワー>
水曜1時限
場所: 15-010 情報科学研究教育センター 準備室
飛松(ct10519 [at] ns.kogakuin.ac.jp)にメールで連絡してください.

<学生へのメッセージ>
コンピュータリテラシーと情報倫理は現代人にとって必須です。情報化社会に対応できる知識、技能、マナーを身に付け、卒業研究にコンピュータを役立てられるように基礎をしっかり学んでください。

<参考ホームページアドレス>
工学院大学情報基礎教育のウェブサイト(学内参照のみ) http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~wwgt017

 

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