2013年度工学院大学 第1部電気システム工学科

政治過程論(Political Process)[1305]

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2単位
明田川 融 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 昨年(2012〔平成24〕年)、アメリカと日本との外交関係を軸に、第二次大戦後の日本を検証しなおす『戦後史の正体』(孫崎享〔まごさき・うける〕著、創元社)という本がベストセラーになりました。それになぞらえるというわけではありませんが、「竹島」・尖閣・北方といった領土問題、TPP加盟問題、日米同盟の強化などが注目を集めるこの時期、あらためて日本外交の「正体」をとらえる作業を試みたいと考えています。

<授業計画及び準備学習>
 おおむね以下の項目にそって授業を進めていく予定です。
1.ガイダンス
2.終戦への外交
3.占領「外交」
4.講和を求める「外交」
5.核兵器・原子力をめぐる外交
6.「自主」を模索する外交
7.高度成長と外交
8.沖縄「復帰」をめぐる外交
9.「鷲」と「龍」の間の外交
10.「安保」から「同盟」への外交
11.冷戦終焉期の外交
12.環境・エネルギーをめぐる外交
13.「自由化」の外交
14.領土問題の外交
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
 定期試験70%、平常点(出席状況など)30%。

<教科書>
 これといった1冊の教科書は使用しません。適宜にプリントなどを配布します。

<参考書>
 授業のなかで適宜に提示します。

<オフィスアワー>
 授業がある月曜日の14時50分ごろ〜15時00分ごろ。

<学生へのメッセージ>
 教員から一方的に「正解」を教わるというのではなく、正解と呼べるものがあるのか無いのかもわからない問題について教員と一緒に考えるという姿勢で授業に臨んでほしいと思います。

 

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