2013年度工学院大学 第1部電気システム工学科

文化と教育(Culture and Education)[1221]

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2単位
村元 宏行 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
<授業のねらい>
本講義は、「教育と文化」というテーマについて、歴史的・制度的視点から見直すことをねらいとする。特に、私たちの多くが受けてきた日本の教育文化(主に学校教育)について捉え直すための知識や情報を提供する。
<到達目標>
1.日本の教育文化を歴史的、制度的視点から説明できる。
2.現代日本の教育文化について自らの考えを述べることができる。

<授業計画及び準備学習>
第1回 ガイダンス:本講義について
第2回 教育とは何か(1)「教育」という営みの性質と研究
第3回 教育とは何か(2)教育の理念・方向性
第4回 戦前日本の教育と文化(1)学校制度の登場
第5回 戦前日本の教育と文化(2)戦前の教育文化
第6回 戦後日本の教育と文化(1)民主主義と教育
第7回 戦後日本の教育と文化(2)「逆コース」と教育
第8回 小括
第9回 現代日本の教育と文化(1)「学力」と「ゆとり教育」
第10回 現代日本の教育と文化(2)新自由主義・新保守主義の台頭
第11回 現代日本の教育と文化(3)学校選択・学校参加制度の形成
第12回 現代日本の教育と文化(4)「学校安全」をめぐる問題
第13回 現代日本の教育と文化(5)東日本大震災と「学校安全」
第14回 今期の総括・評価指標の提示
第15回 理解度の確認(教場試験)

<準備学習について>
講義中に指示する教育問題やテーマについて、マス・メディアからの情報でも結構なので、積極的に興味、関心のアンテナを張り、自分なりの意見や問題意識を持っておいてほしい。

<成績評価方法及び水準>
期末の理解度の確認のための試験(80%・教場試験)を基本とし、随時、授業内で実施する小レポート・小試験等(20%)を勘案し評価します。14回授業で評価指標を提示します。

<教科書>
第一回講義で指示する。

<参考書>
随時、指示や紹介する。

<オフィスアワー>
オフィスアワー:月曜日1・2時限の時間帯
非常勤のため授業日時以外には大学にいないので、質問や意見がある場合は授業の前後に申し出てください。

<学生へのメッセージ>
適宜、時事的教材を用いながら理解しやすい講義を心がけるので積極的な出席を求めたい。

<備考>
本講義は後期開講科目なので、内容などを変更することがある。受講を希望する学生は、前期定期試験の時期に再度確認して下さい。

 

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