2013年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
物理化学演習II(Practice of Physical Chemistry II)[4353]
1単位 長本 英俊 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 本講は「物理化学II」の授業内容について、演習を行うことによって、より理解を深めることを目的としています。したがって、演習内容は「物理化学II」の授業計画に示した内容に沿って実施します。また、演習を行う上で必要となる基礎力を復習するための演習も行います。計算演習が中心となるので、講義で指定された教科書、授業用ノート、数値計算用に電卓を用意して下さい。
- <授業計画及び準備学習>
- 以下の内容についての演習問題を行う。
1.物理化学Iの復習(1) 2.物理化学Iの復習(2) 3.純物質の相図、相境界と相の安定性 4.化学ポテンシャル、混合の熱力学 5.中間試験(1) 6.溶液の性質、実在溶液と活量、活量係数 7.反応の速さと反応次数 8.反応速度と温度 9.反応機構と速度式 10.中間試験(2) 11.反応進行度と化学平衡の表現 12.反応のGibbsエネルギーと平衡組成 13.反応平衡定数 14.外部条件に対する平衡の変化 15.期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- レポートの提出を40%、試験を60%の重みとし、成績はS(100〜90点)、A(89〜80点、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S、A、B、Cを合格とする。
- <教科書>
- 「アトキンス物理化学(上) 第8版」千原秀昭・中村亘男訳(東京化学同人)
- <オフィスアワー>
- オフィスは5号館206.
メールで予約して来てください。nagamoto@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 熱力学は抽象的なところがあり、予習、復習と問題を解く事、この3つがそろって、初めて「やれそうな気がする」ようになるものです。食わず嫌いにならないように。また、3年次の分離工学や反応工学の基礎ですからしっかり身に付けることを勧めます。
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