2013年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

環境保全工学(Environmental Protection Engineering)[3259]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
並木 則和 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 環境保全工学では,2年に設置してある本学科のコア科目である物理化学,分析化学等の知識をベースとして,環境関連国家試験(特に,公害防止管理者(水質,大気))で出題される計算問題を主に題材として講義する。なお,分離工学に該当する部分(汚染物質の処理装置)は,3年前期開講の「環境エネルギー工学」で講義するため併せて受講することを勧める。

<授業計画及び準備学習>
1.講義の概要説明と公害防止管理者の概要
  準備学習:化学基礎実験の演習問題(物質収支)を復習しておくこと。
2.公害総論I(環境関連法規)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
3.公害総II(環境問題全般)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
4.大気概論I(環境基準)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
5.大気概論II(現状,発生源)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
6.大気特論I(燃料)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
7.大気特論II(燃焼計算I)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
8.中間試験
  準備学習:今までの小テストの問題を総合的に復習すること。
9.大気特論III(燃焼計算II)
  準備学習:中間テストの問題を再度自ら解答すること。
10.大気特論IV(排煙脱硫・脱硝)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
11.水質概論I(水質汚濁の法規制,現状)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
12.水質概論II(発生機構)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
13.汚水処理技術特論I(活性汚泥法)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
14.汚水処理技術特論I(生物膜処理法)
  準備学習:小テストの問題を再度自ら解答すること。
15.定期試験
  準備学習:中間試験およびそれ以降の小テストの問題を総合的に復習すること。

<成績評価方法及び水準>
 中間試験(50/176)と定期試験(100/176),毎時間の小テスト(26/176)の得点を総合して,100点満点中60点以上を合格とする。なお,3年後期までに公害防止管理者試験を受験し,合格した科目数に応じて成績を加点修正する。

<教科書>
随時補助プリントを配布する。

<オフィスアワー>
事前に電子メールにて連絡を取ること。
八王子研究室(12号館207号室,内線3345):火,水,金,土(10:00〜17:00)
新宿研究室(19階1975室,内線2527):月,木(10:00〜17:00)
E-mail: nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
最近の厳しい就職環境ですが,当学科で環境関連の国家資格(公害防止管理者や環境計量士等)を取ることは就職活動に非常に有利です。国家資格に皆さんもチャレンジしてみてください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.