2013年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
有機化学II(Organic Chemistry II)[2157]
2単位 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 数ある有機化合物の化学構造・性質・反応の相関関係が基本的に官能基に由来することを学習する。具体的には、ハロゲン化アルキル、アルコール、フェノール、エーテル、アルデヒド・ケトン、カルボン酸、アミン、炭水化物、アミノ酸、およびその誘導体のうち、基本となる化合物の構造式描写および命名ができるとともに、学んだ基礎が有機化学の関係する諸分野(現象理解、化成品製造など)に応用できることである。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.立体化学
2.ハロゲン化アルキル(1) 3.ハロゲン化アルキル(2) 4.アルコール・フェノール・エーテル(1) 5.アルコール・フェノール・エーテル(2) 6.アルデヒドとケトン(1) 7.アルデヒドとケトン(2) 8.カルボン酸とその誘導体(1) 9.カルボン酸とその誘導体(2) 10.カルボニル化合物(1) 11.カルボニル化合物(2) 12.アミン 13.炭水化物誘導体 14.アミノ酸誘導体 15.学習成果の確認(定期試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 講義時の小テスト、課題レポート、定期試験を評価し、総合点60点以上を合格とする。ただし、欠席回数が多い場合は成績を評価しない(未履修扱い)。
- <教科書>
- 第6版 マクマリー 有機化学概説(東京化学同人)
- <参考書>
- 第5版 ブルース 有機化学 上・下(化学同人)
- <オフィスアワー>
- 基本的に講義前後の時間帯。
- <学生へのメッセージ>
- この科目に限らず、何事に対しても「理解しよう!、やってみよう!」と自分に働きかけて行動することが大事で、それに応じて結果がついてきます。「何もしない」が最もよくないことです。
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