△ドイツ語ＩＩ（German II）[1353]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

ドイツ語１に引き続き、ドイツ語に触れることによってドイツ、オーストリア、スイスなどドイツ語圏への距離を縮める。ドイツ語の基礎的な文法知識を身に着け、辞書片手に文章を理解し、簡単な文章を作れるようにする。読み書き出来る文章はゆっくりでも正確に話せるようにする。ペアで学習することによって仲間を増やす。文法の学習に余裕が出来た場合にはドイツ語を通して世界の様々な文化、社会を知り、自らの環境を再考する。

＜授業計画及び準備学習＞

前期
第１回　オリエンテーション、アルファベート、文字の読み方（母音）
第２回　文字の読み方（子音）
第３回　第１章　現在形規則変化・seinとhaben
第４回　第２章　名詞の文法性・冠詞と代名詞の使い分け
第５回　第３章　格変化・格の用法
第６回　第４章　現在形不規則変化・命令形
第７回　第５章　名詞の複数形・男性弱変化名詞　
第８回　第６章　冠詞類・２格の用法
第９回　第７章　助動詞・枠構造
第１０回　第８章　人称代名詞の３格と４格・manとes
第１１回　第９章　前置詞と格・前置詞の用法　
第１２回　第１０章　動詞の三要形
第１３回　第１０章　現在完了形　
第１４回　第１１章　過去形
第１５回　前期末試験
後期
第１回　第１１章　過去完了形　
第２回　第１２章　形容詞の用法と語形変化
第３回　第１３章　分離動詞　
第４回　第１３章　非分離動詞
第５回　第１４章　zu不定詞
第６回　第１４章　枠構造となる用法
第７回　第１５章　接続詞・副文　
第８回　第１６章　再帰動詞と再帰代名詞
第９回　　第１７章　受動形
第１０回　第１８章　比較級と最上級
第１１回　第１８章　形容詞の名詞化
第１２回　第１９章　関係代名詞
第１３回　第２０章　関係詞
第１４回　第２１章　接続法２式現在
第１５回　後期末試験
各回の授業に備えて120分の準備学習が要求される。その内容は、前回までの総復習と指示された課題、及び次回への予習である。

＜成績評価方法及び水準＞

前期・後期末に行なう試験で平均60点以上の者のみを合格とする。出席点は考慮しない。また授業の内容と平行し、年２回行われるドイツ語検定試験３、４級に合格した者には単位を認定する。

＜教科書＞

甲斐崎由典：「自習できる初級ドイツ文法」（大学書林）。ただし昨年使用した齋藤治之：面白いぞドイツ語文法（朝日出版社）を使いたい者には平行授業の相談に応じる。

＜参考書＞

独和辞典は毎回必ず持参すること。一年間だけ学ぶ者には２、３千円のものを、それ以上ドイツ語と関わるつもりの者には４千円以上のもの（同学社：アポロン／三修社：アクセス／小学館：クラウン／郁文堂：独和辞典など）を薦める。電子辞書は認めない。

＜オフィスアワー＞

月曜１、２、３時限、木曜４時限、それぞれの前後。

＜学生へのメッセージ＞

毎回違った学生同士でペアを組みます。一人で考えずに、二人で考えながら勉強します。二人で考えても分からない場合は私に質問して下さい。本来、語学は一人で勉強できます。それにもかかわらず授業があるのは、読みと聞き取りの練習をするという意味もありますが、何よりも分からない点を質問するためです。臆せず質問して下さい。でもその前にペアの仲間と一緒に考えてみて下さい。また前期は１年次の復習になります。これらの点をしっかり弁えて受講して下さい。最後に、このシラバスを読んでから受講するようくれぐれも留意すること。

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.