2013年度工学院大学 第1部応用化学科
○物理化学演習I(Practice of Physical Chemistry I)[2453]
1単位 山田 昌治 教授 [ 教員業績 JP EN ] 菅原 康里 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 飯田 肇 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 物理化学Iで学んだ、気体の状態方程式、化学反応に伴う熱の収支、化学反応の方向性と平衡論について、実際に問題を解くことを通じて実践的な力を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 実力テスト
出題範囲: 教科書0章から4章 趣旨:物理化学Iで学習した内容の理解度を確認する 第2週 1 気体(単位,理想気体) 課題:教科書 p.9 1.1, 1.2, 1.3 をレポートとして提出すること 第3週 1 気体(理想気体) 課題:教科書 p.9 1.4, 1.5, 1.6をレポートとして提出すること 第4週 1 気体(実在気体) 課題:教科書 p.11 3.1, 3.2, 3.3, 3.4, 3.5をレポートとして 提出すること 第5週 中間テスト1 出題範囲:第2週から第4週の範囲 課題:教科書 p.20 1.1, 1.2, 1.3, 1.4をレポートとして提出すること 第6週 2 熱力学第1法則(内部エネルギーとエンタルピー) 課題:教科書 p.21 2.1, 2.2, 2.3, 2.4をレポートとして提出すること 第7週 2 熱力学第1法則(断熱変化) 課題:教科書 p 22 3.1, 3.2, 3.3をレポートとして提出すること 第8週 2 熱力学第1法則(断熱変化) 課題:教科書 p.23 4.1, 4.2をレポートとして提出すること 第9週 2 熱力学第1法則(熱化学) 課題:教科書 p.24 5.1, 5.2をレポートとして提出すること 第10週 中間テスト(2 熱力学第1法則) 課題:教科書 p.36 1.1, p.37 2.1, 2.2をレポートとして提出すること 第11週 3 熱力学第2法則とエントロピー (カルノーサイクル,エントロピー) 課題:教科書 p.38 3.1,3.2,3.3をレポートとして提出すること 第12週 3 熱力学第2法則とエントロピー (標準エントロピー,不可逆変化) 課題:教科書 p.39 4.1,4.2,p.40 5.1をレポートとして提出すること 第13週 4 純物質の相平衡(自由エネルギー変化) 課題:教科書 p.51 2.1をレポートとして提出すること 第14週 4 純物質の相平衡(相転移) 課題:教科書 p.53 4.1, 4.2をレポートとして提出すること 第15週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 1.すべてのレポートを提出し、かつ12回以上出席した者を履修とする。
2.成績評価は、各回の課題レポート、中間テスト、定期試験を総合的に判定し、60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 書 名: 演習 物理化学[新訂版]
著者名: 渡辺 啓 著 出版社: サイエンス社 ISBN4-7819-1070-X
- <参考書>
- 書 名: アトキンス 物理化学 (上) 第8版
著者名: P.W.Atkins、J.de Paula 著、千原秀昭、中村亘男 訳 出版社: 東京化学同人 ISBN: 978-4807906956
- <オフィスアワー>
- 火曜日 授業時間前後30分 山田(17号館17-257室)、菅原(17号館17-351室)、飯田(12号館12-105室)
- <学生へのメッセージ>
- 化学技術者になるには、化学反応での気体の状態、熱のやりとり、反応の方向性、化学平衡について実践的な技術を身につけておかなければなりません。物理化学では、熱力学状態変数など新しい概念がたくさんでてきて難しいと感じている方が多いと思います。この演習では習熟度に応じて適切な指導ができるように計らっています。
- <備考>
- 授業には、教科書とノート、関数電卓を必ず持参してください。
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