2013年度工学院大学 第1部機械システム工学科

栽  培(Plant Cultivation)[9702]

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2単位
藤垣 順三 非常勤講師

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
植物の種類やその性質、どのような環境で植物が元気よく育つかなど基本的なことを学ぶことにより、植物を栽培管理する方法がわかるようになる。その知識と農場での体験により、栽培する作物の育成計画を立て、実際に作物の栽培ができるようになることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス   中学校学習指導要領の「栽培」の内容、栽培実験(新宿校舎)
2. 植物の栽培と人間生活 (新宿校舎)
3. 生態系の構成要素としての植物 (新宿校舎)
4. 作物の種類と分類 (新宿校舎)
5. 作物の体の構造 (新宿校舎)
6. 作物の生理作用:光合成と呼吸 (新宿校舎)
7. 作物の生理・生態1:種子の発芽、栄養成長と生殖成長 (新宿校舎)
8. 作物の生理・生態2:花芽分化・発達、果実肥大、休眠・休眠打破 (新宿校舎)
9  作物と栽培環境1:光・水・空気・温度 (新宿校舎)
10. 作物と栽培環境2:土壌・作物の養分・肥料 (新宿校舎)
11. 作物の栽培管理と栽培計画の実際 (伊勢原市西富岡の畑)
12. 作物の栽培管理と栽培計画の実際 (伊勢原市西富岡の畑)
13. 作物の栽培管理と栽培計画の実際 (伊勢原市西富岡の畑)
14. 作物の栽培管理と栽培計画の実際 (伊勢原市西富岡の畑)
15. 作物の栽培管理と栽培計画の実際 (伊勢原市西富岡の畑)

<準備学習>
 この講義の基礎知識として、中学校理科における「植物」の単元の内容は最低限必要ですし、高校の「生物」を見直してきてください。

<予習及び復習>
 講義後に、下記の参考書の該当項目を復習してください。

<成績評価方法及び水準>
質疑応答などの授業中の積極的な参加や、実習およびレポートなどを総合して100点満点で評価し、60点以上を合格とします。なお、1/3以上欠席したり、レポートを未提出の場合、評価の対象とはしません。

<教科書>
教科書は特に定めず、授業の時にプリントを配布する。

<参考書>
1.学校園の栽培便利帳 日本農業教育学会編 農文協(2002)
2.栽培の基礎 栗原・蓬原・津野 共編 農文協(2000)
3.環境と農業 西尾・守山・松本  共編 農文協(2003)
4.作物の生育と環境 西尾・古在・奥・中筋・沖 共編 農文協(2002)

<オフィスアワー>
特に定めません。講義および実習のある日に遠慮なく相談してください。

<学生へのメッセージ>
植物も我々同様に生きものです。愛情を持って接することが最も大切です。

<備考>
1.実習を行なう伊勢原市西富岡の畑へのアクセス方法については授業中にお知らせします。
2.実習を行なう際には、安全に作業が行なえる運動靴や作業着を着用すること。

 

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