2013年度工学院大学 第1部機械システム工学科

機械システム実験及演習(Basic Experiments on Mechanical Systems Engineering)[5C04]

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2単位
大石 久己 准教授  
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見崎 大悟 准教授  
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八戸 英夫 教授  
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高信 英明 准教授  
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小林 光男 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 機械システム工学上の重要な項目について実験を行う.実際の現象を体験し,データの計測・処理・解析・考察,報告書作成と説明の演習を行い,実験計画・遂行能力,計測・解析・考察能力,理論的記述力,口頭発表能力を磨き,機械システム工学の総合的理解力とデザイン能力を養うことを目的とする.また,グループでチームワーク力の育成に関する課題に取り組み,チームとしての報告書をまとめ,プレゼンテーションすることでチームワーク力を養う.

グループでチームワーク力の育成に関する課題に取り組み、
(学習・教育目標)
「機械システム」: (E)◎,(F)○,(D)○
(キーワード)
「機械システム」:(E)分析力・統合化力・調整力,(F)プレゼンテーション力,
(D)各テーマのキーワード
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
 1,2年次の全ての科目と関連がある.レポートをまとめるためには,今までに学習した内容を全て使うことになる.また,3年前期に設置の同時進行の専門科目も関連が深い.授業の内容と関連付けレポートをまとめるとよい.1年前期科目の機械システム基礎演習と同様に個々人の学習に加え,実験グループとしてのチームワーク及びチーム力が必要となる.
 本科目の修得後は,実験の経験,レポートのまとめ方の学習を後期の科目の履修に活かしたい.特に,「機械システム設計総合演習」「セミナー」「卒業論文」を履修することによって,機械システム工学の総合的能力を養うことになる.

<授業計画及び準備学習>
 第1回目にレポートの書き方の初回演習を行う.予めテキストを購入して持参すること.表紙裏面の注意と1章を熟読しておくこと.
 以下の6テーマを各班に分かれて全てを行う.報告書は各人で作成する.
1.「ロボット制御のアルゴリズムとプログラミング」高信
2.「管理工学実験(作業の分析と評価)」八戸
3.「金属材料の引張試験と硬さ試験」小林
4.「DCモータの特性計測実験」大石
5.「人間や機械の動きの計測」見崎
6.「チームワーク力課題」全教員

※受講の順番は各班によって異なる.学期はじめの学科ガイダンスで授業日程表など履修に必要な資料を配付し,第1回目の初回演習で実験ならびにレポート作成の注意と演習を行う.学科ガイダンスと初回演習を必ず受講すること(出席をとる)

<成績評価方法及び水準>
 6テーマの実施状況,レポートの内容,レポートについての質疑応答に対して,テーマ別にそれぞれ評価し,6テーマの平均点が60点以上のものに単位を認める.ただし,平均点が60点以上でも実験のレポートが1テーマでも受領されなかった場合は不合格とする.また,授業ガイダンスの課題の提出が不十分な場合は減点する.そのため,初回演習と6テーマ全てを必ず受講し,レポート作成と質疑応答の演習を行い,受領の検印を受けること.実験の各テーマは,レポートを最終的に受領されたことをもって完了とする.提出しただけでは点数はつかないので注意すること.
 「機械システム」の学習・教育目標 (E)分析力・統合化力・調整力は実験の実施状況,レポートの内容,レポートについての質疑応答によって評価される.(F)プレゼンテーション力は,レポートについての質疑応答によって評価される.(D)各テーマの内容に対する理解度によって評価される.

<オフィスアワー>
各担当教員に個別に確認のこと

 

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