2013年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○工業数学B(Engineering Mathematics B)[2356]
2単位 鈴木 健司 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「ベクトル解析」と「確率・統計」の基礎を学ぶ.
具体的な達成目標 (1) ベクトルの加減法,内積・外積,微分演算を理解し,応用できること (2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転を理解し,応用できること (3) 確率分布について理解し、応用できること (4) データ整理の基礎と相関関係について理解し、応用できること
(JABEE学習・教育目標) 「機械システム基礎工学プログラム」:(C-1)◎
(JABEEキーワード) 「機械システム基礎工学プログラム」:数学系(解析学,数理統計) (前提となる基礎知識と習得後の展開) 「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習I・II」に関する知識が必要である.習得後は,機構の運動学,動力学,流体力学,電磁気学など,種々の物理現象の解析に応用可能である.
- <授業計画及び準備学習>
- [ベクトル解析]
1.ベクトルの基礎 演習問題1 2.ベクトルの内積 演習問題2 3.ベクトルの三重積 演習問題3 4.ベクトル値関数の微分 演習問題4 5.曲線の長さと曲率 演習問題5 6.スカラー場の勾配 演習問題6 7.ベクトル場の発散と回転 演習問題7
[確率・統計] 8.確率・統計の基礎 演習問題8 9.確率変数と確率分布 演習問題9 10.多次元の確率分布 演習問題10 11.正規分布の関連分布 演習問題11 12.中心極限定理 演習問題12 13.データと基本統計量 演習問題13 14.相関関係と回帰直線 演習問題14
15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、定期試験で60点に満たない者でも、毎週の演習問題の結果が単位認定相当と認められる場合には、最終成績を60点とする。
- <参考書>
- 「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)
「やさしく学べる統計学」 石村園子 著(共立出版)
- <オフィスアワー>
- 八王子 MBSC棟121 前期:金曜日11:00〜12:00,後期:火曜日11:00〜12:00
その他の時間帯、および新宿での面談は,メールで事前に日程調整をしてください。(ksuzuki@cc.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。
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