2013年度工学院大学 第1部機械システム工学科
○数学演習II(Exercises in Mathematics II)[5104]
1単位 小林 康麿 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 多変数関数の微分積分に関する基礎的な演習を行う.
様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とする. (JABEE学習・教育目標) 「機械工学プログラム」:(C)○,(D)◎ (JABEEキーワード) 「機械工学プログラム」: (前提となる基礎知識と習得後の展開) 高等学校で習った数学が前提である.本科目を習得すると,他の数学・力学系科目などが理解しやすくなる.
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 [関数の偏微分]1階偏微分の計算
第2週 [関数の偏微分]2階偏微分の計算 第3週 [関数の偏微分]接平面の方程式 第4週 [関数の偏微分]合成関数の微分 第5週 [偏微分の応用]陰関数定理 第6週 [偏微分の応用]2変数関数の極値(2次関数) 第7週 [偏微分の応用]2変数関数の極値(一般の関数) 第8週 [関数の多重積分]2重積分と累次積分 第9週 [関数の多重積分]2重積分の計算(領域が長方形) 第10週 [関数の多重積分]2重積分の計算(領域が一般形) 第11週 [関数の多重積分]ヤコビアン 第12週 [関数の多重積分]極座標による2重積分 第13週 [多重積分の応用]2重積分の応用(体積) 第14週 [多重積分の応用]2重積分の応用(曲面の面積) 第15週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 以下の者に単位を認定する。
1.定期試験の点数(100点満点)が60点以上の者。 2.定期試験70%と小テスト30%による評価(100点満点)が60点以上の者。 (1と2の大きい方を最終的な評点とする)
- <教科書>
- 「理工系の基礎 微分積分」石原繁、浅野重初共著(裳華房)
- <オフィスアワー>
- 金曜1〜3限の授業前後
- <学生へのメッセージ>
- 予習・復習をしっかり行い授業に臨む事。
特に2変数関数の微分積分は1変数関数のそれより複雑である為、最低でも 前期で学習した事が身に付いていないと、授業内容を理解するのは難しいと思われる。
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