2013年度工学院大学 第1部機械工学科

工業力学及演習I(Engineering Mechanics and Exercise I)[3101]

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3単位
菱田 博俊 准教授  
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金野 祥久 准教授  
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山本 崇史 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
1)質点に掛かる力と質点の運動の関係を数式で表現し、質点の運動を制御する為に掛けるべき力を設計できる様になる事。
2)その為にエネルギー或いは仕事や、運動量或いは力積と言う概念を使える様になる事。
3)落下或いは投射、回転運動、振動又は衝突と言う具体的な事例における質点の運動を数式表現できる様になる事。
4)剛体の回転運動に関する基礎を学び工業力学2への足掛かりを得る事。

JABEE学習・教育目標「機械工学エネルギー・デザインプログラム」(C)○、(D)◎、
JABEEキーワード「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:静力学、運動の法則、質点の力学。

<授業計画及び準備学習>
<授業計画>
1回:基礎学力調査(※)、ガイダンス。
2回〜6回:各クラス前半講義
7回:中間試験(※)
8回:中間試験の解説
9回〜13回:各クラス後半講義
14回:期末試験
15回:期末試験の解説

※の結果に基づき、前半講義及び後半講義を習熟度別3クラスに分け実施する。原則的には、各回は演習と座学から構成される。講義内容は以下の通り:

前半講義
 単位と有効数字
 単体・多体の重力運動(含む釣合)
 単体の振子運動
後半講義
 仕事とエネルギー
 衝突と運動量と力積
 慣性系と非慣性系
 円運動(曲線運動)

<準備学習>
高校物理の力学、三角関数、n次式の微分積分、ベクトル和を復習しておく事。

<成績評価方法及び水準>
<成績評価方法>
演習点(20点)+中間試験(40点)+期末試験(40点)

<水準>
上記合計点≧60点。
JABEE学習・教育目標「機械工学エネルギー・デザインプログラム」の学習・教育目標(D)と関連。

<教科書>
初日に教員から連絡する予定。

<参考書>
遂次教員が紹介する予定。

<オフィスアワー>
初日に教員から連絡する予定。

<学生へのメッセージ>
将来どんな工学への関わり方をしたいかを、漠然とて良いのでイメージし、その中で工業力学が重要な基礎技術となる事を認識しながら、受講して貰いたい。

 

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