2012年度工学院大学 第2部建築学科

建築法規(Architectural Regulation)[2G78]

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2単位
山本 康友 非常勤講師
後藤  治 教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
設計、工事監督、工事監理、維持管理などの建築実務に携わる者は、建築法規を理解していることが不可欠である。そのため、建築法規が、なぜ必要なことや、また、時代の変遷、技術革新により法規制も変化していることを学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
第1週 ガイダンス(建築法規の変遷など)
     準備学習:法令集の目次を見ておくこと
第2週 総則:用語の定義(建築物、延べ床面積等)
     準備学習:該当する基準法令を確認しておくこと(以下同じ)
第3週   :手続き(建築確認、検査、建築主事、特定行政庁等)
第4週 集団規定:道路、道路と敷地との関係等
第5週     :用途地域
第6週     :建ぺい率、容積率の考え方と算定方法
第7週     :建築物の高さ制限の考え方(絶対高さ、道路斜線等)
第8週     :建築物の高さ制限の考え方(隣地斜線、北側斜線、日影等)
第9週 単体規定:構造強度
第10週     :防火に関する規定
第11週     :避難に関する規定
第12週     :一般構造(採光、遮音、化学物質対策等の制限)
第13週 建築構造、工事現場での安全、誘導手法
第14週 関係法令
第15週 学習成果の確認(試験)
     準備学習:前回までの総復習を行うこと

<成績評価方法及び水準>
原則として最終回に行う試験で最終成績を評価、60点以上に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満については、講義終了後に、3回ほど行う理解度小テストの点数の平均点(2/3以上の出席に限る)の10%を加点して合格とする。

<教科書>
建築基準法令集(出版社は問わない)
講義時、参考資料も配布する。

<参考書>
建築法規用教材2012(改訂)(日本建築学会)、絵でわかる はじめての建築基準法(日本実業出版社)

<オフィスアワー>
講師控室で、授業終了直後適宜

<学生へのメッセージ>
社会へ出たら、建築法規は建築実務に必修であり、すぐに活用できるものである。そのために、法律の仕組みを学び、なぜ、必要であるかを、しっかり基本から習得してもらいたい。

 

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