2012年度工学院大学 第2部建築学科

設備計画(Building Equipment Design)[4755]

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2単位
西川 豊宏 准教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
設備計画の実務について教科書を基に解説する。設備を専攻する学生はもちろん、計画、意匠、構造、施工などを志望する学生にも必要とされる設備に関する知識の習得を目的とする。以下に具体的な達成目標を示す。
(1)建築と建築設備のかかわりが理解され、その技術的要件が整理されていること。
(2)建築設備の役割と重要性について理解できること。
(3)建築と地球環境のかかわりについて理解できること。
(4)建築設備のあるべき姿から自分の将来の役割が説明できること。

<授業計画及び準備学習>
第1週・オリエンテーション
第2週・建築のパッシブデザイン
第3週・室内空間の熱環境と空気質
第4週・室内空間の空調設備計画
第5週・建物の空調設備計画−1
第6週・建物の空調設備計画−2
第7週・建物の衛生設備計画−1
第8週・建物の衛生設備計画−2
第9週・水環境と光環境のデザイン
第10週・建物の電力供給と情報通信
第11週・建築・設備のマネジメント
第12週・地球環境問題から見た建築
第13週・環境にやさしい建築の事例
第14週・総括、課題の返却
第15週・学習成果の確認(課題の復習)

<成績評価方法及び水準>
授業期間(第2週〜第13週)において理解度考査試験(20点)とレポート提出(30点)を各々2回適時実施し、この4回の課題の採点(100点満点)により評価する。合計の60点以上の得点をもって合格とする。定期試験は実施しない。

<教科書>
「建築環境のデザインと設備」 藤井修二他 (市ヶ谷出版社)

<参考書>
必要に応じコピー資料を配布する。

<オフィスアワー>
新 宿:火曜日15:00-18:00(前期)、木曜日13:00-18:00(通期)、金曜日10:00-12:00(後期)
学内外行事により不在の場合もあるので、来訪の際は事前連絡のこと。

<学生へのメッセージ>
建物にかかわる建築設備の重要性は年々増しており、その要求レベルは多様化、高度化している。この授業をきっかけに建築設備について理解を深め、建築に携わるデザイナー、エンジニアとして、独自の考え方を確立してもらいたい。

 

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