2012年度工学院大学 第2部建築学科

環境工学II(Environmental Engineering II)[3752]

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2単位
柳  宇 教授  
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最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
環境に配慮した建築・設備の設計や,安全でかつ健康的な建築環境の実現が要求されている今日、建築環境工学の基礎知識の取得が不可欠である。本講義では、建物の「つくり側」と「住まい手」の両方の視点から、熱環境・空気環境の基礎知識や環境と安全・健康の関係などを中心に分かり易く解説する。

<授業計画及び準備学習>
1.地球環境・都市環境・建築環境
2.建築環境と安全・健康
3.温熱環境(1)温熱環境と健康
4.温熱環境(2)温熱環境と快適性
5.温熱環境(3)温熱環境の設計と評価方法
6.湿気・結露
7.換気・通風
8.空気環境(1)空気の性質
9.空気環境(2)室内空気汚染のメカニズム
10.空気環境(3)粒子状物質
11.空気環境(4)ガス状物質
12.空気環境(5)室内気流計画の方法
13.建築環境の改善方法
14.総括
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
期末試験を70点満点,中間課題を30点満点で評価し、合計60点以上を合格とする。ただし、理由が無く、3回以上欠席した学生は履修放棄とみなす。

<教科書>
担当教員の用意したレジュメを使用する。各講義の前に必ず学園ポータルシステムを確認し,アップロードされている場合は,各自で出力し,事前に用意をすること。それ以外は,教室で直接配布します。

<参考書>
「室内環境学概論」(東京電機大学出版局)
「建築環境工学 (初学者の建築講座)」(市ヶ谷出版社)

<オフィスアワー>
随時。ただし,約束の後来室のこと。

<学生へのメッセージ>
建物の「設計者」と「居住者」の両方の視点から取り組んでもらえることを期待する。

 

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