2012年度工学院大学 第2部建築学科

電算機利用法I(Computer Aided Design I)[2754]

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2単位
久保 史子 非常勤講師
坂上 みつ子 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築分野で用いられる電算機利用技術の習得は,構造・生産・設備等の工学的分野だけでなく,文科系的,芸術的分野である計画系でも必須となりつつある。この授業では、Visual Basic を使って、建築構造設計に使用する簡単なプログラムを作ること、また、Auto CAD を使って、建築設計図を作成すること、をねらいとする。この科目は2年特週の電算機利用法IIと一体となった科目である。

<授業計画及び準備学習>
プログラム言語(Visual Basic)の基礎(担当 久保)
1. プログラムの概要、入力・出力の練習
2. 構造材の断面性能を計算するプログラムの作成
3. 構造材の応力を計算するプログラムの作成
4. 構造材のたわみを計算するプログラムの作成
5. まとめと演習(3週)
6. 学習成果の確認(レポート課題作成)
CAD(電算機利用設計)-Auto CAD-の基礎(担当 坂上)
1. 2Dコマンド及びインターフェイス
2. 簡単な図形を描く
3. 平面図を描く
4. 立面図を描く
5. 3Dモデルのコマンド及びインターフェイス
6. 3Dモデルの作成
7. 学習成果の確認(レポート課題作成)
使用可能な機器の台教から,複雑なクラス編成となるので,履修希望者は必ず第一週の授業に出席のこと。IIの履修希望者が多い時には,Iの単位を取得していない者は原則として受講できない。
授業予定は,第一週の授業で配布する。

<成績評価方法及び水準>
演習課題の提出及び授業中の理解度により,評価する。
評価はVisual Basic関係と,CAD関係の平均点とする。

<教科書>
VISUAL BASIC関係:プリント配布
CAD関係:プリント配布

<参考書>
「新・建築コンピュータ利用入門」(日本建築学会)

<オフィスアワー>
授業時間中(後期 火曜日 19:30〜21:10)
それ以外でも,授業中に約束の上,対応可

 

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