2012年度工学院大学 第2部建築学科

建築設計I(Architectural Design I)[1654]

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2単位
赤木 徹也 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
朝田 志郎 非常勤講師
川口 通正 非常勤講師
西島 正樹 非常勤講師
石田 亨 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築学科における本格的な設計演習として、最初に位置づけられているこの授業では、主に住宅やギャラリーといった比較的小規模な建築物の設計過程を通して、人間の生活行動に必要な空間の大きさや寸法などの基礎的な事柄を実践的に理解すると共に、建築設計におけるより複雑な課題解決に向けた技術力と思考力を養うことを目標とする。この授業は次に示す2つの課題で構成されている。
第一課題:様々な用途の建築物の基本となる「住宅関連設計」であり、この課題を通して人間の基本的な生活行為を分析・理解することが求められる。
第二課題:第一課題の応用となる「ギャラリー関連設計」として展示空間を主とする課題である。第一課題で学んだ人間の生活行動に基づく設計を基本とし、非日常的な空間である展示空間に集う人間の行動を分析し、日常的空間と非日常的空間の融合と言ったギャラリーに必要とされる複合的検討が求められる。

<授業計画及び準備学習>
第1週  ガイダンス・第一課題「住宅関連設計」の説明
第2週  敷地調査・住宅設計事例分析・コンセプトの確定(住宅設計の現状と課題、および「住まう」
      とは)
第3週  住宅における必要空間の選定とゾーニング計画
第4週  平面図・立面図・断面図・スタディ模型による検討案の作成1
第5週  平面図・立面図・断面図・スタディ模型による検討案の作成2
第6週  最終案の設計(平面図・立面図・断面図・模型・パースなど)
第7週  第一課題の提出と講評、第二課題「ギャラリー関連設計」の説明
第8週  敷地調査・ギャラリー関連事例分析・コンセプトの確定(日常空間と非日常空間における人
      間の行為・行動の差異)
第9週  ギャラリーにおける必要空間の選定とゾーニング計画
第10週  平面図・立面図・断面図・スタディ模型による検討案の作成1
第11週  平面図・立面図・断面図・スタディ模型による検討案の作成2
第12週  平面図・立面図・断面図・スタディ模型による検討案の作成3
第13週  最終案の設計(平面図・立面図・断面図・模型・パースなど)
第14週  第二課題の提出と講評
第15週  授業の総括

<成績評価方法及び水準>
全課題を提出し、60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
「建築設計課題及び案内」工学院大学建築学科・建築都市デザイン学科

<参考書>
「第2版 コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編(丸善)
「コンパクト建築設計資料集成 住居」日本建築学会編(丸善)

<オフィスアワー>
予めメールによって連絡を頂くことで、随時対応します。
E-mail:t-akagi@cc.kogakuin.ac.jp

 

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