2012年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

数理統計学(Artificial Statistics)[5652]

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2単位
赤城 文子 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
観測された少ないデータから、対象についての様々な特徴を推定する理論と方法を理解することが目的である。そのために、記述統計学を復習しながら、正規分布、カイ2乗分布、スチューデント分布、F分布、区間推定、仮説検定について学習する。また、表計算ソフトExcelを用い、統計処理に必要な関数の使い方を学習する。

<授業計画及び準備学習>
1. ポアソン分布と正規分布
2. 大数の法則と中心極限定理
3. ガンマ関数とベータ関数
4. カイ2乗分布
5. スチューデント分布
6. F分布
7. 不偏推定と最尤推定
8. 区間推定
9. 母平均の検定
10. 母分散の検定
11. 母平均の差の検定
12. 母分散の比の検定
13. 区間推定と仮説検定の演習
14. 区間推定と仮説検定の演習(Excel関数)
15. 学期末テスト

<成績評価方法及び水準>
毎回出席を取る。学期末テストで60点以上の人に単位を認める。病気等によりテストを欠席する際は、原則として事前に連絡を受けた場合のみ再試験などの配慮をする。

<教科書>
「例題で学ぶ初歩からの統計学」 白砂 堤津耶  (日本評論社)

<オフィスアワー>
Eメールによる問い合わせを受け付ける。fumiko.akagi@jcom.home.ne.jp

<学生へのメッセージ>
実社会には統計データが溢れています。従って、統計学を素養とすることは非常に重要です。

 

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