2012年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

システムプログラミング演習(Exercises of System Programming)[4752]

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1単位
住野 和男 

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本演習では、ハードウェアに近いプログラミングが可能な言語として、また、ソフトウェア開発用の標準言語として広く用いられている「C言語」による基本的なプログラムと、それを応用した「マイコン制御」プログラムの演習を行い、制御の基本を習得することを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1.マイコンの構造と接続法
2.「IDE」(統合環境ソフトウェア)の使い方
3.ディジタル入・出力基礎演習(LED点灯の基礎とプログラミング演習)
4.ディジタル入・出力基礎演習(LEDの点滅と順次点灯とプログラミング演習)
5.ディジタル入・出力基礎演習(スイッチ入力とプログラミング演習)
6.PWM制御の基礎とプログラミング演習
7.アナログ入・出力の基礎演習(可変抵抗器入力とプログラミング演習)
8.センサの原理と構成(Cdsセンサ、温度センサ)
9.アナログ入・出力の基礎演習(Cdsセンサ入力とプログラミング演習)
10.アナログ入・出力の基礎演習(温度センサ入力とプログラミング演習)
11.アナログ入・出力の基礎とプログラミング応用演習
12.モータ駆動回路の基礎とプログラミング演習
13.サーボモータ駆動とプログラミング演習
14.総合応用プログラミング演習
15.学習成果の確認(試験)

準備学習:毎回プリントを配布する。プリント及び教科書を参考にフローチャートを作成してからプログラミングを行う習慣をつけること。次週の学習内容を説明するので、予習を行って授業の準備をしておくこと(フローチャートを書いておくこと)。

<成績評価方法及び水準>
出席状況(遅刻・欠席は減点)と課題提出(40%)、期末試験(60%)で評価し、60点以上を合格とする。

<教科書>
毎授業ごとにプリントを配布する。
1年次で使用した教科書(「学生のための詳細C」 中村隆一著 東京電機大学出版局)を持参すること

<参考書>
プログラミング言語C B.Wカーニハン/D.Mリッチー著 石田晴久訳 共立出版株式会社

<オフィスアワー>
月、火、金 10:00〜18:00 17号館「夢づくり工房」

<学生へのメッセージ>
成績評価は、課題提出、期末試験、出席状況を総合的に判断して最終評価とする。特に出席に関しては演習授業の性格上、毎回出席が原則である。

<備考>
マイコン制御の基礎を学習することで、日常における応用ができるようになってほしい。

 

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