2012年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

法学A(日本国憲法1単位含)(Law A)[3708]

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イザベル ジロドウ 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 比較法的観点から日本国憲法下の法制度を学習するなかで、現代社会における法の役割と社会人としての責任について理解する。法制度について的確に学び、法的紛争の意味を理解できるようになること。

<授業計画及び準備学習>
1. 国家とは何か
   中世までの国家

2.近代国民国家の誕生と憲法 
   国家・地域機構・国際組織

3.近代国家の現代的変容と憲法の将来、
  地域組織(ex.ASEAN・ヨーロッパ連合)
  国際組織(ex.国際連合・ILO・WTO)

4.近代立憲主義と憲法
基本的人権の確立と権力分立

5. 日本国憲法と統治機構(1)
   議会制度の由来と課題 

6. 日本国憲法と統治機構(2)
立法権と議会中心主義

7. 日本国憲法と統治機構(3)
   裁判システム

8. 日本国憲法と統治機構(4)
職業裁判官と司法参加 

9. 日本国憲法と統治機構(5)
   行政機構と官僚制、公務員制度

10.日本国憲法と統治機構
中央集権制と地方自治、地方自治と地方制度、

11.日本国憲法と統治機構
   地方分権と連邦制、地方政府

12.日本国憲法と統治機構
  住民自治と外国人参政権

13.日本国憲法と統治機構
   国際的地域的組織と国内的地域組織
  自治体外交の可能性

14.日本国憲法と統治機構
  NPO・NGOの活動と地方自治

15. 学習成果の確認(試験) 

*授業では現実に起きている事件をできるだけ素材として扱うようにしたいので、進行の順序・扱う事項の変更もあり得る。ご容赦いただきたい。

*授業の進め方・内容・評価基準・評価方法および注意事項に関しては、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。

<成績評価方法及び水準>
平常点、事前学習としてのレポートなどの提出物、および定期試験または課題レポートなどを総合的に評価して、60点以上に達した場合に単位を与える。評価基準・評価方法および注意事項に関しては、第1回目の授業で説明するので、必ず出席すること。

<教科書>
使用しない。

<参考書>
講義中に指示する。

<オフィスアワー>
水曜2部1限目に新宿校舎講師室にて対応する。

<学生へのメッセージ>
 新聞・雑誌・TVなどのニュースで社会的事件に常に関心を持つことが望ましい。事前学習のために、レポートなどを課すので、必ず提出すること。

<備考>
*日本国憲法1単位を含む。
平常点とは、講義に単に出席したことにより与えられる点ではなく、当該講義中に提出したアンサーペーパー・小レポート・小テストなどを評価して与えられる点数なので、単なる出席点と間違えないように注意すること。

 

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