物理学ＩＩ（Physics II）[1602]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

理工系の学問の基礎として物理学の熱力学と電磁気学を学ぶ。力学と並んで最も基本的な領域であるからしっかり身につけたい。皆出席を前提とする。

＜授業計画及び準備学習＞

1. 熱力学(1)温度、熱量、物質量
2. 熱力学(2)熱力学の第一法則
3. 熱力学(3)熱力学の第一法則の応用　カルノーサイクル
4. 熱力学(4)熱力学の第二法則：効率とカルノーの定理
5. 熱力学(5)熱力学の第二法則：エントロピーと応用
6. 電磁気学(1)　クーロンの法則とガウスの法則　面積分
7. 電磁気学(2)　電流の磁気作用　アンペールの法則　線積分
8. 電磁気学(3)　ファラデーの電磁誘導の法則
9. 電磁気学(4)　アンペールの法則・ファラデーの電磁誘導の法則の応用
10．電磁気学(5)　マクスウェルの法則の導出，変位電流
11. 電磁気学(6)　光の電磁波理論　
12. 波(1)波の基本　波動方程式
13. 波(2)干渉
14. 光波と電子波の干渉効果　量子論入門
15.まとめ

＜成績評価方法及び水準＞

定期試験により評価する。６０点以上の者に単位を認める。

＜教科書＞

「物理学講義」　加藤潔著　培風館

＜参考書＞

「ニュートン力学からはじめる　アインシュタインの相対性理論」林　光男著（講談社）
「量子の物理学―前期量子論からゲージ場の量子論まで―」　林光男著　講談社(近日出版予定)

＜オフィスアワー＞

月曜日4時限
電子メール(mhayashi@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp)で予約すること。

＜学生へのメッセージ＞

出席不良の場合、追試験再試験の受験を認めない。
復習をきちんとやること、できれば予習も。特に欠席した場合は必ずその分の学習を補うこと。

＜備考＞

出席不良の場合、追試験再試験の受験を認めない。

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