| 2012年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
 
 認知行動システム(Cognitive Behavior System)[2D10] 2単位
 蒲池 みゆき 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  人間の認知行動を計測し,分析するためのスキルを身につける.過去に行われた紙面での心理実験方式を、パソコンでの実行に変えた場合に
 データがどのように変化するか、など、現代の認知行動計測システムの利用方法を
 習得する。
 また、多変量解析や、分散分析、T検定の基礎なども含めて、解析方法を学ぶ.
 過去の実験プログラムを参考にしたプログラム作成から,データ収集と処理,統計解析までを
 個人またはグループで行う.
 
<授業計画及び準備学習>
  0.ガイダンス1.実験1:内容説明
 2.実験1:実験実施等
 3.実験1:データ解析と結果報告(レポート提出)
 4.実験2:内容説明
 5.実験2:実験実施等
 4.実験2:データ解析と結果報告(レポート提出)
 :
 以上の流れを繰り返します.
 
 【準備学習について】
 内容説明の前後は説明された内容をノートにまとめ、実験実施の準備を
 行っておくこと。
 実験実施の前は、内容を踏まえて実験者として、あるいは実験参加者としての
 心得を復習しておくこと。
 データ解析は、解析方法について授業で指示される内容通りに
 準備をしておくこと。レポート提出は指示に従い、必ず提出すること。
 
<成績評価方法及び水準>
  毎回の出席とデータ提出・レポートの内容で評価します.プログラムはVB、C++等の基礎的なスキルがあり、自身でバグを発見・
 修正するなどのスキルがあれば有効です.
 
 無届の遅刻欠席は履修放棄とみなし、以後の出席を
 認めないことがある。
 
<参考書>
  各テーマに応じて授業中に指示します.
<オフィスアワー>
  授業時間後等、随時。メールにて事前に連絡をとること。
<学生へのメッセージ>
  心理(知覚・認知)実験を使った卒業論文作成を目指す場合役立つ.認知科学を受講していることが望ましい。
 
<備考>
  演習室を使用しますので,年度内で人数制限,もしくは授業を分割して行う可能性があります.
   
 
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