| 2012年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
 
 ○プログラミング基礎I(Fundamentals of Programming I)[1480] 2単位
 倉林 有 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  C 言語で、条件分岐と繰り返し制御を利用し、ごく簡単な計算や処理をコンピュータに行わせるプログラムを、各自で書けるようになるよう、授業を行う。
 
<授業計画及び準備学習>
  本科目では、教科書のCHAPTER 17 まで学習する予定である。
 
 また以下は、15. の期末試験を除き、学ぶ内容の順番を示していて、必ずしも授業回数に一致しないことに注意すること。[] 内に教科書の章を示すので、予習に役立ててほしい。
 
 1.	プログラミングからプログラムの実行まで [CHAPTER 1 〜 3]
 2.	printf 関数: 画面に任意の文字を表示する [CHAPTER 4]
 3.	変数: 値の入れ物、その使い方 [CHAPTER 5]
 4.	型: データの種類 [CHAPTER 6]
 5.	配列: 同じ種類のデータを一まとめに扱う [CHAPTER 7]
 6.	文字列: 文字の連なりと、その扱い方 [CHAPTER 8]
 7.	演算子: 処理のための記号 [CHAPTER 9]
 8.	演算子の優先順位と結合規則: 足算と掛算、どちらが先? [CHAPTER 10]
 9.	配列の次元: x 軸だけじゃ、不便だよね? [CHAPTER 11]
 10.	条件判断による分岐 [CHAPTER 12]
 11.	高度な条件判断 [CHAPTER 13]
 12.	while: 繰返し方 (1) [CHAPTER 14]
 13.	for: 繰返し方 (2) [CHAPTER 15]
 14.	その他の繰返しと分岐の方法 [CHAPTER 16, 17]
 15.	期末試験
 
<成績評価方法及び水準>
  期末試験 (60%)、提出課題 (40%)。
 
<教科書>
  山田 和夫, "基礎からのC," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2008.
 
<参考書>
  柴田 望洋, "新版 明解C言語 入門編," ソフトバンククリエイティブ株式会社, 東京, 2004.
 
 3, Samuel P. Harbison 他, "S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル," 株式会社エスアイビー・アクセス, 東京, 2008.
 
<オフィスアワー>
  非常勤のため、基本的に授業前後、もしくは、メールでの対応となる。
 
<学生へのメッセージ>
  以下をよく読んでおくこと。
 
 本科目は、講義と演習の 2 こまで 1 つの内容となる。従って、どちらか一方にのみ参加することは構わないが、自助努力がかなり要求されるために、合格が難しくなることを認識しておくこと。なお、1 こまの履修登録でも 2 こま参加してよいし、それが望ましい。
 
 また、各自には以下の行動を求める。
 
 ● 授業には必ず教科書を持参すること。
 ● このシラバスを参考に、なるべく予習を行うこと。
 ● 授業中に分からないことがあれば、質問して解決すること。
 
 授業中、分からないにもかかわらず質問しない者は、合格が特に難しくなる。
 
   
 
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