| 2012年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
 
 数学演習I(Exercises in Mathematics I)[4235] 1単位
 菊田 伸 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  本科目の内容は, 1変数の微分法と複素平面に関する問題演習である. 基本的には前の時間に行なった数学Iの授業内容に合った問題を解き, 数学Iの授業内容の理解を向上させる. 故に達成目標は数学Iと同様, 主に(1)数列・級数と初等関数の極限値の計算
 (2)初等関数の導関数の計算とそのグラフの形への応用
 (3)複素数と複素平面との対応と絶対値、偏角の理解
 
<授業計画及び準備学習>
  1. 数列と級数の収束性と極限2. 関数の極限と連続性
 3. 微分係数と導関数
 4. 対数関数の導関数と自然対数
 5. 三角関数の導関数
 6. 逆関数の導関数の公式と指数関数の導関数
 7. 合成関数の導関数の公式と無理関数の導関数
 8. ロルの定理と平均値の定理, ロピタルの定理
 9. 関数の極大・極小
 10. 関数のグラフの凹凸
 11. 高階導関数とテイラーの定理, テイラー展開
 12. 複素数と複素平面
 13. 複素数の絶対値と偏角
 14. ド・モアブルの定理
 15. 総合演習または定期試験
 
<成績評価方法及び水準>
  授業中のレポート問題の解答状況のみによる成績評価をする予定. その評価で60点以上を合格とする.ただし, レポートに不正が多数見られる場合は, 試験を行い, その点数も成績に反映する予定である.
 
<教科書>
  「理工系入門 微分積分」 石原繁 浅野重初 共著 裳華房 
<オフィスアワー>
  授業時間の前後
   
 
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