2012年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

数学I(Mathematics I)[4126]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
菊田 伸 非常勤講師

最終更新日 : 2012/12/14

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本科目において学ぶ内容は1変数の微分法と複素平面についてである. 微分法では, 微分という操作によって関数が表すグラフの形を調べたり, 関数の数値計算することが出来ることを学ぶ. また具体的に与えられた初等的な関数に対して導関数を計算し, それを実行できるようになることも大きな目標である. また複素数は情報学における信号処理などの分野で応用されている道具であるが, その性質を学ぶ. 具体的な達成目標は主に
(1)数列・級数と初等関数の極限値の計算
(2)初等関数の導関数の計算とそのグラフの形への応用
(3)複素数と複素平面との対応と絶対値、偏角の理解

<授業計画及び準備学習>
1. 数列と級数の収束性と極限
2. 関数の極限と連続性
3. 微分係数と導関数
4. 対数関数の導関数と自然対数
5. 三角関数の導関数
6. 逆関数の導関数の公式と指数関数の導関数
7. 合成関数の導関数の公式と無理関数の導関数
8. ロルの定理と平均値の定理, ロピタルの定理
9. 関数の極大・極小
10. 関数のグラフの凹凸
11. 高階導関数とテイラーの定理, テイラー展開
12. 複素数と複素平面
13. 複素数の絶対値と偏角
14. ド・モアブルの定理
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
100点満点の試験を行い60点以上を合格点とする.

<教科書>
「理工系入門 微分積分」 石原繁 浅野重初 共著 裳華房

<オフィスアワー>
授業時間の前後

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2012 Kogakuin University. All Rights Reserved.