| 2012年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
 
 ○情報数学I(Information Mathematics I)[2134] 2単位
 中島 弘史 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  情報学を学ぶために必要な数学の基礎を学ぶ。前半では、計算機で扱う2進法と人間が扱う10進法の関係について学ぶ。後半では、音響や画像処理と関連が深い、複素数、関数、ベクトル、行列などについて学ぶ。 
<授業計画及び準備学習>
  1.数と集合:集合、自然数、分数、小数、実数とその演算2.複素数:複素数の定義と四則演算
 3.複素数:複素数と幾何学、初等関数の複素数への拡張、ドモアブルの定理
 4.数の表現:記数法、10進法、漢数字、ローマ数字、2進法、基数変換
 5.数の表現:16進法、2進法での演算、浮動小数点表示法
 6.初等関数:関数とは、指数関数、対数関数、三角関数
 7.中間達成度評価(中間試験)
 8.線形代数:幾何ベクトルとその演算、ノルム、抽象的なベクトル、線形独立性と次元
 9.線形代数:ベクトルの成分表示、ノルム、三角不等式、内積と射影、鏡像
 10.線形代数:行列とベクトル、特殊な行列、行列の演算
 11.線形代数:行列の加減算、行列の積、転置行列、正則行列
 12.線形代数:線形方程式、逆行列、ガウスの消去法
 13.線形代数:方程式と幾何学、ベクトルと図形、行列と図形
 14.線形代数:行列と図形(置換、回転、直交変換、鏡映変換)、同次座標系
 15.最終達成度評価(学期末試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  原則として達成度評価試験で評価し、60点以上のものに単位を認める。ただし、欠席が少なく試験の点数がわずかに60点に足りない場合はレポート提出を認め、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。 
<オフィスアワー>
  質問等は授業中および授業終了後に対応します。他の時間を希望する場合は、メールにてご連絡ください。(nakajima@cc.kogakuin.ac.jp)
<学生へのメッセージ>
  高校数学の理解は絶対に必要です!授業前に必ず高校の教科書を見直し、問題を解き、深く理解してください。理解できない場合は、学習支援センターでの支援を受けてください。
   
 
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