| 2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
 
 データベース論(Database Theory)[5B14] 2単位
 速水 治夫 非常勤講師
 
 
 
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
  今日、情報処理システムにおいて、データベースは種々のアプリケーションから共有される不可欠な存在である。データベース処理の基本技術は、磁気ディスクなどの二次記憶装置に格納した大量のデータをアプリケーションからその物理的な構成を意識することなく自由にしかも効率よく操作できるようにすることである。アプリケーションにデータの物理的な構成を意識させずに操作させるためにデータモデルがあり、現在、ビジネス情報処理の分野で最も普及しているデータモデルはリレーショナルデータベース(RDB)である。この科目ではRDBを中心に、データベースの基本概念、使い方と実現方法を講義する。特に、リレーショナルデータベース言語SQLについては完全にマスターする。SQLについてはオープンソフトウェアのMySQLを使用して説明する。
<授業計画及び準備学習>
  第1回 データベースの基本概念第2回 リレーショナルデータベースの基礎(1)
 第3回 リレーショナルデータベースの基礎(2)
 第4回 リレーショナルデータベースの基礎(3)
 第5回 データベースの設計(1)
 第6回 データベースの設計(2)
 第7回 データベースの設計(3)
 第8回 リレーショナルデータベース言語SQL(1)
 第9回 リレーショナルデータベース言語SQL(2)
 第10回 リレーショナルデータベース言語SQL(3)
 第11回 リレーショナルデータベース言語SQL(4)
 第12回 リレーショナルデータベース言語SQL(5)
 第13回 リレーショナルデータベース言語SQL(6)
 第14回 リレーショナルデータベース言語SQL(7)
 第15回 学習成果の確認(試験)
 
<成績評価方法及び水準>
  基本的には期末試験の成績により評価を行う。ただし、ボーダーラインにあるものについては、小演習、レポートの内容および授業の出席状況を考慮する場合もある。
<教科書>
  速水治夫著 「リレーショナルデータベースの実践的基礎』,コロナ社 (2008.12)
<オフィスアワー>
  金曜日
<学生へのメッセージ>
  講義は教科書に沿って進めるため、教科書は必ず購入すること。説明の為にPCプロジェクターを使用する。演習問題は別途配布して実施する。演習問題は情報処理技術者試験の問題を選択して使用する。期末試験時に教科書の持込を必要とする。説明資料と演習問題および補助資料を以下のWebページにアップするのでダウンロードしてください。
 http://kb.kanagawa-it.ac.jp/it/kbook.cgi
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