2012年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
専門洋書講読(Academic Reading)[2A11]
2単位 矢崎 敬人 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 技術と社会の関わりについて英語で書かれた文献を読み,その内容を議論する.単に英語を理解するだけでなく,英語で書かれた長めの文章を読み進める力と,読解した内容を元に議論を行う力を身につけてもらうことがこの授業の狙いである.
- <授業計画及び準備学習>
- 1.概要
本年度は主として雑誌記事を用いることを予定している.The Economist誌記事と学生自身が選んだ文献の2本立てで進めていくことを予定している.(The Economistはイギリスの出版社から出ている週刊誌で,経済だけでなく,政治,国際関係,ビジネス,科学等様々な分野を扱っている.経済的にも社会的にも自由主義色の強い主張をすることで知られている.)
2.進め方 毎回文献を2本読み込んでいく.1本を共通課題,もう1本を個別報告課題とする.両課題とも毎回全員が読み込んでくる.さらに,個別報告課題については報告担当者は詳細な要約を準備する.より具体的な進め方は次のとおり.
(1)共通課題 記事は授業1週間前に配布/紹介する.学生は全員,記事全文を読み,意味が分からない単語やフレーズを調べておく.また,理解できないところを明らかにしておく.また,記事配布時に基礎的な質問をいくつか出すので,それらへの解答を準備しておく.
(2)個別報告課題:全員 記事は授業2週間前に配布/紹介する.学生は全員,記事全文を読み,意味が分からない単語やフレーズを調べておく.また,理解できないところを明らかにしておく.
(3)個別報告課題:報告担当者 個別報告課題として取り上げたい記事は,2週間前の授業日の前々日(日曜日)夜までに申し出ること(記事自体を添付すること).選択した記事によっては,変更または追加をしてもらう場合がある(取り上げる記事は2週間前の授業時には確定している必要がある).連絡がない場合は,矢崎が記事を指定する. 記事が確定したら,詳細な要約を準備する(全訳である必要はないが,全訳でもよい).この要約を授業1週間前の日の21時までにメールで矢崎まで提出する.矢崎がそれを添削して授業前々日の夜までにメールで返却する.報告担当者は添削内容を踏まえて要約を修正し,メールで再度提出するとともに,授業参加人数分を印刷して授業に持参する.授業では,報告担当者が初めに記事を10分程度で口頭で要約し,その後,質疑応答と議論を行う.
3.その他 ○報告担当者は複数回行ってもらうことになる見込み(受講人数による). ○受講人数に応じて授業の進め方を変更する場合がある. ○記事要約の提出等,本授業に関連して矢崎までメールを送る際には,必ずメールタイトルの冒頭を【専門洋書講読2012年度】とすること(すみつきカッコを忘れずに). ○記事要約の提出はWordの添付ファイルで行うこと. ○記事要約には,必ず,学籍番号,氏名,提出日,記事タイトル,雑誌名,発行日(または巻数/号数)を明記すること.
- <成績評価方法及び水準>
- 報告担当者としての貢献:50%
(報告担当者としてではない)授業への貢献:50%
4回以上欠席した学生は,特別の事情がない限り,履修放棄したものとみなし,成績評価を行わない.
報告担当者なっている記事の要約の提出が遅れると減点対象になる.報告前日の正午までに提出がない場合には報告は行わない(欠席とみなす).報告担当者となっている回を2回以上欠席した学生は,特別の事情がない限り,履修放棄したものとみなす.
- <教科書>
- 使わない.
- <参考書>
- 課題として使用する記事については上記のとおり.その他の文献は必要に応じて授業内で紹介する.
- <オフィスアワー>
- [前期]
(八王子1号館講師室)金曜日2時限の前後. (新宿1167号室)火曜日昼休み(12:10-13:00),木曜日昼休み(12:10-13:00).
上記日時以外でもメールで予約の上で面談可.
- <学生へのメッセージ>
- 文献を読んだ上で議論を行っていく形の授業なので,毎回必ず上記にしたがって準備してくること.学生参加型の授業なので,積極的に発言していただきたい.
他学年,他学部の学生,大学院生の聴講も歓迎する.
- <備考>
- 連絡のためキューポートを随時使用する予定.キューポートに配信された連絡が必ず届くよう各自で設定すること.
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